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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「動き出せば何かが変わる」

2021年09月19日 17時45分23秒 | Weblog

 「動き出せば何かが変わる。出来ないことより出来ることに目を向けてみる」。確かにその通りだ。何もせずにグダグダと、出来ない理由ばかりあげつらっても仕方ない。そう思いながら、それでも腰が上がらないのは年老いたからなのか。

 コロナ禍が続いていることも、元気が出ない原因の1つだ。何しろ家から一歩も出ないから、刺激が無い。ブログのネタが思い浮かばない。街に出れば、人に出会う。みんなマスクをしているから美人に見えてしまう。想像するだけでも楽しいのに、家に籠っていては何も見えない。

 理屈っぽい本は読んでいると眠くなるので、手軽に読めそうな本を何冊か読んだ。斎藤孝さんの『キリスト教 イスラーム 入門』、池上彰さんと佐藤優さんの『真説 日本左翼史』、小林哲夫さんの『平成・令和 学生たちの社会運動』、戸川幸夫さんの『ヒトはなぜ助平になったか』、どれも一気に読めて面白かった。

 斎藤さんはキリスト教とイスラームは同じユダヤ教から出発しているのに、広がった地域で異なって発展したと説く。池上さんと佐藤さんは、これからは「左翼の時代」が来ると見て、1945年から1960年までの歴史を解説する。次回が楽しみだ。

 学生運動は途絶えてしまったのかと思ったら、小林さんの本でスタイルは変わったが続いていると知る。しかも、サンデーモーニングで辛口な発言をしてきた法政大学の総長、学術会議の代表を務めた京都大学の学長、その両大学では学生たちの自由を抑圧してきたことも知った。

 人は動物の中でユニークな進化を遂げたが、それ故に喜びも苦しみも与えられた。これを素晴らしいと思うか、嫌だと思うか、どちらにしても受け入れるしかない。「動き出せば何かが変わる」。

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