久しぶりに2時間半もルーフバルコニーにいた。掃除をしたり、水遣りをしたり、枯れた枝を切ったりとやることはいっぱいあった。夏は暑くて、水遣りが精いっぱいで、花たちを観察する余裕が無かった。
こんな狭い小さな場所でも、花木は精一杯生きている。ペチュニアの根元に白いカビのようなものが幾本かあった。カビは花木を枯らすことにもなるし、枯れそうな花木に発生するような気がする。
植木鉢を移動させると、その植木鉢の底に白いカビのような集まりがある。水で流そうとしてもへばりついている。異常発生はそれだけでは無かった。バラの枝に白いカイガラムシがビッシリとくっついている。
こまめに歯ブラシで擦り落としてきたのに追いつかない。隣りのツバキを見ると、葉も枝もなぜか黒くなっている。よく見ると、枝に黒いというか赤いというか、変な虫がこれまたビッシリとついている(写真)。
木の上の方に蓑虫のようなサナギ(?)が風に揺られている。どんな成虫になるのかと思い、枝を切って部屋に飾った(写真)。念のためにと調べてみると、ドクガチャというものらしい。刺されると危険とある。
異常気象の影響なのか分からないが、こんな狭い小さな場所でも、いろんなことが起きるようだ。まあ、生きていられるならヨシとしよう。バラはもう何十年と咲き続けてくれたが、2本が限界に近づいているような気がする。
花が小さく勢いがない。カイガラムシに栄養分を吸い取られている。花たちの敵、憎いカイガラムシはいったいどこから来たのだろう。自然には美しいものも、醜いものも、憎いものも、等しく存在する。
明日は可児のローズガーデンへ行ってこようかな。
チャドクガは繭だと思ったけど…
山茶花の刈り込みで刺されることがありますが
厄介なのは死んだ毛虫どころか毛に触っただけでも
痒くなり湿疹ができます。応急処置はガムテープ等で皮膚についた毛を取ることです。