昨夜の「集まり」は、久しぶりということもあり、ワイワイガヤガヤと大いに話し笑い、そして食べて飲んで賑やかだった。小学生だった子どもたちも、酒が飲める歳になっている。先輩ボスは腰が痛くて、ジッと座っていられない。年齢の差は歴然だった。
若い人たちは社会人となり、これから自分たちが進んでいく道に夢を持っている。あの子たちを支えることは出来ないが、邪魔になることはすべきではない。夏祭りや桜の宴など、楽しかった思い出を胸に秘めて、「集まり」を終わりにすることになった。
今朝、昨夜の会計報告と「集まり」を終了するあいさつ文を先輩ボスの名で書いた。原文を先輩ボスに見せて了解してもらい、参加家族分を印刷して、郵便受けに入れて回った。あいさつ文の最後は、「それぞれの皆さんが、それぞれの道を、悔いなく進んでいかれるようにと祈っています」と結んだ。
これで長く続けてきた「ご近所」の皆さんとの活動に、終止符を打つことが出来た。残るは「井戸掘り」仲間との活動である。こちらも今年が最後だと思うけれど、少し間を置いて考えていきたいと思う。法人であるから手続きが必要で、「今日で止めます」と簡単に終わることは出来ない。
昨夜の話し合いの中でも色々と、それぞれの家庭が問題を抱えていることが分かった。嫁に出した娘のダンナが「蒸発した」とか、ひとり息子が勝手に同棲したとか、カミさんが自分の言うことを聞かずにすぐ反論して来るとか、悩みや愚痴が出ていた。
心理学を勉強している先輩が、「女性は年老いてもすぐに友だちが出来るが、男は話し相手が出来ず、ひとりになると後を追うように亡くなるケースが多い。垂れ下がったおっぱいでもいいから触らせてもらえば、もう少し長生き出来る。男は幾つになってもつまらんプライドから逃れられん」と毒舌を吐く。
そんな先輩も私も、変人と見なされる老人だ。ワイワイガヤガヤ、話す相手がいて本当によかった。Facebookを見ていたら、精神科医の斎藤茂太先生の言葉が載っていた。「大丈夫。世の中の人はみんな、自分のことで精一杯。あなたのことなんて、気にしているほど暇ではない」。ヤレヤレ‥。
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