友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

実感としてIT社会は遠くにある

2022年07月29日 17時20分06秒 | Weblog

 病院から請求書が届いたので、カミさんに運転してもらい私の口座預金がある銀行へ行ってきた。ところが私は、振り込みなどしたことが無いので、まず振り込み受付用紙に何をどう書いたらよいのか分からない。それで、送られてきた病院の振込口座を見ながら書き込み、現金とともに窓口の女性に、「これでいいですか?」と尋ねた。

 窓口の女性は一つひとつ丁寧に見て、「イリォウのォをョに訂正して印を押してください」と指摘する。送られてきた文書には、「振込人名義欄には、患者氏名、および患者番号を記入してください」とあるので、私は氏名の下に番号を書き加えたが、受付の女性は、「カタカナのお名前の後ろに1マス開けて番号をお書きください」と言う。

 「分かりました」と答えたのに、1マス開けることを忘れてしまった。窓口の女性はちょっと首を傾げたが、「ハイ」と受け取ってくれた。最初に「振り込みたいのですが」と言った時、「ATMの方が安いですよ」と教えてくれたのに、「めんどくさくて」と言った私の意味が理解できたという顔で、「ありがとうございました」と言ってくれた。

 通販で物を買えば、コンビニからの振込用紙が同封されてくる。病院の支払いもそんな風に出来たらと思う。カミさんがパソコンから、ワクチンの申し込みに四苦八苦して結局投げ出したのに、孫娘はアッという間に完了してしまった。我が家も長女からスマホを与えられているが、私はもっぱら孫たちとの間で使っているだけだ。

 コロナの再拡大を受けて、「ウェブで陽性登録」と新聞やテレビが報じるけれど、何をどうするのか私には分からない。パソコンでヤフーニュースを見れば、世間のことがよく分かる。コメント欄に書き込めば、ひょっとすると自分の意見が載るかも知れない。それくらい世間と密になっているのに、実感としてIT社会は遠くにある、そんな気がする。


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