宿題になっていた名古屋市守山区の井戸掘り現場に久しぶりに出かけた。親子3人で鉄管を5メートルほど打ち込んであった。この辺りにある井戸は5メートルで水が出ているから、一度水を汲み出してみれば水脈があるか分かるはずだ。
けれど、水は出てこない。「鉄管の先端は閉じてある」と言うから、鉄管内に溜まっていた水しか出てこないのだ。鉄管を抜くしかないが、先端の鉄管と次の鉄管の継ぎ手は、打ち込む時はいいが引き抜く時は「外れる構造だ」と言う。
親子の願いを何としてでも叶えてあげたいが、どうするべきかと考えてしまう。せっかくここまで打ち込んでくれたのだから何とか鉄管を活かせないかと思う。先端部分が地中に残ってもいいくらいもっと打ち込んでみるのも1つの方法である。
日曜日の午後だったけれど、道路は車で混み合っていたし、ゴルフの練習場も人でいっぱいだった。昨日、観劇のために栄へ行ったけれど、やはり人出は多かった。帰りに飲食店街を見たが、結構人が入っていた。
何となく、「もういいだろう」、そんな声が聞こえて来そうな気がした。昨日は小学校の運動会が行われていて、父兄やジジババの姿も見られた。それでも学年ごとに見学者を入れ替えていたようだ。運動会は規則正しい行進で始まり、「一同礼」で閉会していた。
みんな一緒の一糸乱れぬ行動は、見る側には気持ちいいかも知れない。こんな風にして私たちは大人になっても、みんな一緒に行動しているのかも知れない。どうか、一気に水が出てくれますようにと祈る。
以前おっしゃってた稲沢の方の井戸掘りの日程はまだ決まりませんか?