想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

益々増える医療費その原因はどこにある?

2023年09月07日 | エッセイ

コロナ4年9月4日(ウクライナ、ロシア戦争2年)

 最近はあらゆるところで手段の目的化が見られます。困ったことです。皆さんもこの言葉は1度位聞いたことあると思いますが、本来それは目的に迫る通り道なのに、そこが到達点になってしまっていることを私は憂えているのです。

 日本の皆保険制度そのものは、世界に誇ってもいいのですが、その裏での利権発生が問題なのです。医者はやたらと検査漬け、薬漬けにします。患者も保険があるからと、気軽に医者にかかります。それが、医療費を増大させているのです。患者ももう少し賢くならないといけません。

    本来医療は薬をもらうのでなく、まず、患者を診察し、患者からの色々な質問に丁寧に答えてあげるところから始まらなければならないのに、そこを飛び越えてすぐ、薬と検査にいってしまう今の風潮を憂えているのです。

    インフォームドコンセプトがあるのに、医者も患者もそれには無関心のように思います。また、国も、そのインフォームドコンセプトをPRしないし、マスメディアが詳しく解説しているのを見たこともありません。多分その言葉を理解している国民はそう多くないと想います。そういう私も今までそんなものでした。

 そんな大事なことなら、もっと、NHKでも「日本におけるインフォームドコンセプトの現状」などと銘打って特集を組んでもよさそうだと想います。

 ジャニーズ事務所の問題と同じで、どこかで忖度が働いているのだろうと推測されます。民主主義社会ではあってはならないことだと想います。

 それらの中で私が最も心配しているのが医療費の増大です。その根本原因に国民皆健康保険があるのではと、最近想っています。誰でも、保険料を納めていると思います。その莫大な保険料があることをいいことに、製薬会社と医師の方で無駄遣いがたくさん発生しているのです。

 医師は患者に対して必要もないような大量の薬を処方します。また、やたらと検査漬けにしてその費用を保険料から払わせているのです。だから、必要以上に医療費が増大するのです。

 また、領収書は原価表示にしてほしいです。2割負担の患者なら、例えば2000円のレシートをもらったとします。原価表示なら10000円の医療費がかかったことになるのです。10000円なら庶民にはびっくりする額なのです。この10000円のレシートが患者には欲しいのです。そして、実際払った2000円は小さく横に書くぐらいの配慮が欲しいのです。それが国民の為の政治というものです。

 どこでどう間違えたのか、国民皆保険が国と、医者に忖度してしまっているのです。忖度の先が間違っていませんか?

 この点、是非、医療費の無駄遣いを防ぐためにも原価表示でもとの治療費としてレシートを発行するのがよいと想います。そうすることにより、患者も医療費の無駄遣いに気づくはずです。

 今日は1000円で済んだとのんきなことをいっている患者がいるのです。2割負担で実際は5000円かかったんだという意識をもってほしいです。

 その解決策にはやはりもとの値段で原価の割り引く前のレシート発行を義務付けることが医療費の増大を防ぐ要となるのです。


 医療っていうのは本来は病気で困っている人を直してあげるということですね。それが、いつの間にか医は算術になってきているのです。病院経営という言葉がありますが、たくさんの従業員を抱えていると経済的に大変なのはわかるのですが、その前に本質的な医療とは何かに戻って、どうか、経営もやってほしいと想います。患者の病気を治すのが医療の本質です。その手段として病院経営があるのです。医者は医療の本質に戻って大いに活躍してほしいです。
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