震災2年6月24日
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<民主主義とは>
誰もがまず自分の考えをしっかり持つことだと思います。たとえば、地域に対して、環境に対して、政治への自分のスタンス、人生観、世界観、自分の健康をどう考えるか、この世に生きるとはなんなのか。どちらにしても、自分の考えがしっかりしていなければ、お話になりません。そのことが確保されて初めて民主主義社会が実現に向かうのです。簡単なようで実に難しいことです。
<本来ごみはなかった>
有史以前、本来ごみはなかった。この事実は大切なことだと思います。今でも、アマゾンのジャングルの中で生活している原住民などはそういう生活をしていると思います。いわゆる自然のサイクルの中で生活しているので、ごみという感覚がないのだと思います。すべてが、自然の中に含まれてしまい関わり合いながら生活が営まれているからなのでしょう。現在の文明社会はどうでしょう。消費社会となり大量のごみと無駄を生み出しています。果たしてこれがいいことでしょうか。考えなくてはいけません。太平洋に浮かぶある島では最近までごみという言葉がなかったといいます。そうでしょう、自然のものでいっさいまかなって生活していたからです。すべてが自然とつながり生かし生かされて生活をしていたのだろうと推察されます。
<団塊の世代が続々高齢者の仲間に>
その辺をウォーキングしていると、毎日、新入りの団塊の人たちに会います。とみにその人たちが増えてきているなと感じます。団塊の出現により高齢化が進み、深刻な社会問題になってきています。社会そのものが大きく変化してきているのです。価値観が団塊の人たちの大量退職により大きく変わろうとしています。生きるということは変化の中で生活しているということですので当たり前のことですが…。
<NHK特集 未解決事件 オウム真理教も見て>
一人の人間は何も悪くないのに、集団の中に入ると自分の考えがはっきり言えなくて、大きな悪い力に引きずられていく人間の弱さの問題だと思った。そのことはどの社会にも存在する問題でもある。日本が第二次世界大戦に入っていった背景も多分同じような問題が内面に存在していたのだろうと推測される。今更ながら考えさせられる問題が多々あるなと思う。
民主主義の基本は自分のスタンスというか考えがはっきりあって、集団に参加し自分の意見を他と調整しながら進むのが原則なのに、大きな渦に飲み込まれ自己を見失い、間違った考え方に流されてしまった結果あのようなテロ事件を起こすようになってしまったのだろうと思う。今後の生き方の参考にして私たちも気をつけていきたい問題だなと思った。