チンゲンサイ、水菜、レタス
チンゲンサイ
九条太ネギ
インゲン豆
コロナ5年11月日(ウクライナ、ロシア戦争3年)
自分で育てた野菜を家で食べる時、自然の命をいただいているんだなと感じながら、一口一口を噛みしめています。そんな風に野菜を見ていると、どんどんいとおしく感じてきます。野菜って、よく見ると本当に美しいものです。下の写真はインゲン豆の花です。どこか、スイトピーに似ていませんか。それよりも美しいと感じるときもあります。
例えば、大根の白と赤のコントラスト。とても魅力的ですね。特に足元にご注目、それが日の菜大根です。私が好きな野菜ですで、毎年作っています。私的にはぬか漬けにするとおいしいです。京野菜になります。
そして真っ赤なビーツ。サラダやボルシチにもよく使われるビーツですが、ロシア料理のお店で時々食べます。勿論おいしいですよ。甘みも少しあります。ビーツはスーパーフードとも呼ばれているほど栄養価が高い野菜です。アントシアニンいっぱいの野菜です。強い抗酸化作用もあります。
私の菜園には、水たまりをっ見つけ、トンボがやってきて卵を産んでいったこともありました。キジも卵を産んだこともあります。また、ソラマメについたアブラムシを食べにテントウムシも来ます。バッタが葉を食べてしまうこともありますが、それを狙うカマキリが現れて、自然のサイクルを感じる瞬間もあります。
私は基本的には、その土地に合ったものだけを育てるようにしています。その結果、無理なく育ってくれます。どうしても、その土壌になじまない野菜は次から作らないようにしています。また、おたがいに相性のいい野菜(コンパニオンプランツ)も近くに植える様にしています。キュウリとマリーゴールドもいい例です。何よりも大切にしているのは、私たちも自然界の一員であるということを常に意識しています。また、地産地消を大切にし、自然と一体になることを心掛けています。医食同源という言葉がありますが、これは私が日頃気を配っていることです。これも自分の自然治癒力強化にはよいと信じています。
最近、10年ぶりに健康診断を受けてみました。少し悪玉コレステロールが多めでしたが、それ以外は特に問題がありませんでした。これも、自然と調和して生きているおかげだと感じています。
これから先、何年生きられるかわかりませんが、よく日光を浴び、体を動かし、年を重ねていきたいと想っています。それでも、身体は衰えていくかもしれませんが、心はますます輝かせていけるよう努力したいと考えています。
どれも、わたしのテーマである「自然との共生」「健康」「野菜を育てる楽しみ」にぴったりです。体の動く限り続けていくつもりです。自分を表現するツールにもなります。
コロナ5年11月12日(ウクライナ、ロシア戦争3年)
今日は私の菜園についてお話ししたいと思います。以前は「自然栽培」と呼んでいましたが、考えてみると、完全な自然任せでは野菜は育たないと感じました。栽培という言葉には、やはり私自身が関わるという意味が込められています。人の手が必要で、何らかの働きかけが必要なんですね。自然農法が有名な方もいますが、私にはなかなか難しく、思うように収穫が上がらないこともありました。
そのため、現在は「里山農法」と名付けた方法で育てています。なぜこの名前にしたかというと、里山は人間と自然が共存する場所だからです。私の菜園も、自然と調和しながら育てたいという思いから、この名前を選びました。里山と言えば、春にはふきのとうが顔を出し、秋には柿が実り、小鳥がその実をついばむ…そんな風景が浮かんできます。素朴で、昔から日本に根付いた農業の姿に近いと感じています。
もちろん、化学肥料や農薬を使えば、収穫は増えるでしょう。しかし、それでは自然のバランスが崩れてしまいます。私のスタンスは、自然と人間が共に生き、関わり合うこと。そのため、里山農法では、化学肥料や農薬は使わず、自然の力を最大限に活かしています。
土の健康を守るためにコンポストや緑肥を利用し、虫や病気には自然の天敵を頼りにしています。こうすることで、環境に優しく、健康的な作物を育てられるのです。
私の菜園では、四季折々の野菜や果物を育てています。春には新鮮なレタスやほうれん草、夏にはトマトやキュウリ、秋にはカボチャやサツマイモ、冬には大根や白菜と、毎シーズンごとの恵みを楽しんでいます。
自然と共に生きる喜びを、周りの皆さんと共有できれば嬉しいです。
Viva nature!
PS それにしても、現在の食料自給率、日本の食料自給率の低さには憂いを持っております。80%位には持っていくような農業政策が必要ではないでしょうか?
インゲン
艶々と
光輝く
秋の茄子
ぬか漬けにして
食は進まん