想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

私の ふるさと農法三原則 詩

2025年01月31日 | 家庭菜園
 
 地産地消の 里の恵み
 採れたばかりを 食卓に
 土の香りを 手に抱いて
 命を紡ぐ 大地の輪

 身土不二の 理(ことわり)よ
 土と我らは ひとつなる
 自然と共に 生きる道
 揺るがぬ富士が 教えたり

 医食同源 食の道
 医(い)の力とは 食にあり
 病も癒して 体作る
 命の糧は 我が手から

 三つの言葉を 胸に抱き
 ふるさと農法 生きる道
 土も人もが ひとつなる
 未来へ続け この誓い

下は移植を待ち侘びるそら豆です。
"早く広いところに行って、のびのびしたいな"
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私の野菜の育て方、自然農法から里山農法へ

2025年01月30日 | 家庭菜園
コロナ6年1月30日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

 私の野菜の育て方は、自然農法から里山農法へと移り変わってきました。

 退職後の人生をどのように生きるか考えたとき、「自然」というテーマが私の中心にありました。現職時代から「自然の摂理」という言葉に感動し、その考え方に基づいて生きていこうと決めていたのです。

 植物に触れたのは子どもの頃が最初です。五つ年上の姉が植物好きだったことが大きな影響を与えました。今でも覚えていますが、姉が見せてくれた「ネズミの糞」という面白い名前の種がありました。調べると、それは「ルコウソウ」という植物の種だったようです。家にはさくらんぼやはっさく、柿の木が植えられていて、実を楽しむ機会もありました。

 また、兄が朝顔の花弁にお酢を塗り、その部分だけ花の色を変える実験をして見せてくれたことも記憶に残っています。こうした幼い頃の体験を通じて、私は自然に植物を好きになっていきました。

 その後、教員として勤め、定年を迎えましたが、心の中に植物への愛着は常にありました。畑の青々とした白菜や大根を見たとき、自然と「畑をやりたい!」という気持ちが湧き上がり、海に近い砂地の畑を借りることにしました。砂地は耕しやすく、野菜もよく育ちます。

 最初は「自然農法」を試みました。肥料を使わず、自然の力だけで野菜を育てることに挑戦したのですが、ほとんど放置に近い状態では雑草が伸び放題になり、野菜も思うように育たないことがわかりました。

 そこで次に、自然と人の知恵を融合させた「里山農法」を試すことにしました。有機肥料を少し加え、人間の手を加えつつも自然を尊重する方法です。自然と人間の共存を目指すこのやり方により、自然を感じながら野菜作りを楽しんでいます。

 畑では昆虫や鳥、時には動物が訪れ、自然の営みを間近で観察できます。例えば、トンボが雨水のたまった場所に産卵している姿や、カラスが野菜を狙っている光景を見ると、自然の生命力とつながりを感じます。

 私は「自然の摂理」に従いながら、無理をせず自分の体や心の状態を見つめて生きていきたいと考えています。薬もなるべく使わず、自分の体に備わった力を信じています。77歳になりましたが、大きな病気もなく元気で過ごせていることに感謝しています。

 自然とともにある生活は、私に学びと喜びを与えてくれます。これからもこの豊かな時間を大切にしながら、自分らしい生き方を続けていきたいと思います。


大根、各種

チンゲンサイ、水菜、レタス

チンゲンサイ

九条太ネギ

インゲン豆


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自然と共に育む、野菜たちと私

2024年12月07日 | 家庭菜園

コロナ5年11月日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

 自分で育てた野菜を家で食べる時、自然の命をいただいているんだなと感じながら、一口一口を噛みしめています。そんな風に野菜を見ていると、どんどんいとおしく感じてきます。野菜って、よく見ると本当に美しいものです。下の写真はインゲン豆の花です。どこか、スイトピーに似ていませんか。それよりも美しいと感じるときもあります。



 例えば、大根の白と赤のコントラスト。とても魅力的ですね。特に足元にご注目、それが日の菜大根です。私が好きな野菜ですで、毎年作っています。私的にはぬか漬けにするとおいしいです。京野菜になります。


 そして真っ赤なビーツ。サラダやボルシチにもよく使われるビーツですが、ロシア料理のお店で時々食べます。勿論おいしいですよ。甘みも少しあります。ビーツはスーパーフードとも呼ばれているほど栄養価が高い野菜です。アントシアニンいっぱいの野菜です。強い抗酸化作用もあります。



 これは水菜です。非常に育てやすい野菜で、冬の料理にとても重宝してます。素人にはもってこいの京野菜になります。漬物やサラダ、炒め物、鍋料理、スープにも使います。万能野菜かな。



 私の菜園には、水たまりをっ見つけ、トンボがやってきて卵を産んでいったこともありました。キジも卵を産んだこともあります。また、ソラマメについたアブラムシを食べにテントウムシも来ます。バッタが葉を食べてしまうこともありますが、それを狙うカマキリが現れて、自然のサイクルを感じる瞬間もあります。


 私は基本的には、その土地に合ったものだけを育てるようにしています。その結果、無理なく育ってくれます。どうしても、その土壌になじまない野菜は次から作らないようにしています。また、おたがいに相性のいい野菜(コンパニオンプランツ)も近くに植える様にしています。キュウリとマリーゴールドもいい例です。何よりも大切にしているのは、私たちも自然界の一員であるということを常に意識しています。また、地産地消を大切にし、自然と一体になることを心掛けています。医食同源という言葉がありますが、これは私が日頃気を配っていることです。これも自分の自然治癒力強化にはよいと信じています。

 最近、10年ぶりに健康診断を受けてみました。少し悪玉コレステロールが多めでしたが、それ以外は特に問題がありませんでした。これも、自然と調和して生きているおかげだと感じています。

 これから先、何年生きられるかわかりませんが、よく日光を浴び、体を動かし、年を重ねていきたいと想っています。それでも、身体は衰えていくかもしれませんが、心はますます輝かせていけるよう努力したいと考えています。

 どれも、わたしのテーマである「自然との共生」「健康」「野菜を育てる楽しみ」にぴったりです。体の動く限り続けていくつもりです。自分を表現するツールにもなります。

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私の菜園、自然農法から里山農法へ

2024年11月12日 | 家庭菜園

 コロナ5年11月12日(ウクライナ、ロシア戦争3年)


   今日は私の菜園についてお話ししたいと思います。以前は「自然栽培」と呼んでいましたが、考えてみると、完全な自然任せでは野菜は育たないと感じました。栽培という言葉には、やはり私自身が関わるという意味が込められています。人の手が必要で、何らかの働きかけが必要なんですね。自然農法が有名な方もいますが、私にはなかなか難しく、思うように収穫が上がらないこともありました。


   そのため、現在は「里山農法」と名付けた方法で育てています。なぜこの名前にしたかというと、里山は人間と自然が共存する場所だからです。私の菜園も、自然と調和しながら育てたいという思いから、この名前を選びました。里山と言えば、春にはふきのとうが顔を出し、秋には柿が実り、小鳥がその実をついばむ…そんな風景が浮かんできます。素朴で、昔から日本に根付いた農業の姿に近いと感じています。


   もちろん、化学肥料や農薬を使えば、収穫は増えるでしょう。しかし、それでは自然のバランスが崩れてしまいます。私のスタンスは、自然と人間が共に生き、関わり合うこと。そのため、里山農法では、化学肥料や農薬は使わず、自然の力を最大限に活かしています。


   土の健康を守るためにコンポストや緑肥を利用し、虫や病気には自然の天敵を頼りにしています。こうすることで、環境に優しく、健康的な作物を育てられるのです。


   私の菜園では、四季折々の野菜や果物を育てています。春には新鮮なレタスやほうれん草、夏にはトマトやキュウリ、秋にはカボチャやサツマイモ、冬には大根や白菜と、毎シーズンごとの恵みを楽しんでいます。


 自然と共に生きる喜びを、周りの皆さんと共有できれば嬉しいです。


Viva nature!


PS それにしても、現在の食料自給率、日本の食料自給率の低さには憂いを持っております。80%位には持っていくような農業政策が必要ではないでしょうか?




インゲン
日野菜大根




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秋茄子と馬肥ゆる秋

2024年09月15日 | 家庭菜園

艶々と
  光輝く 
    秋の茄子
  ぬか漬けにして
     食は進まん
 
 小粒ですが、とてもおいしそうなお茄子ができました。天ぷらにあげようかとも思いましたが、アントシアニンがいっぱいの紫色がとても似合っていたので、今回はぬか漬けにいたしました。

 明日の食卓が楽しみです。食べてよしめでてよしという感じです。やはり日本人には白いご飯と漬物が似合うようです。

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