春は寒さで土の中に潜っていた山野草達が次から次へと芽を出し大気を大きく吸い始めます。
「破れ傘」です。傘のように開くまでの姿が魅力の山野草です。この時期が一番気に入ってます。名前もいい名前が付いていますね。誰が一体つけたのでしょう。その中にぽつぽつあるのがヤブカンゾウです。
この時期に咲く白い花が質素でとても気に入ってます。名前を忘れていまったので、調査中です。その手前にあるのが、ツワブキ(石蕗)です。この花は毎年秋になると黄色の花をつけます。
名前が判明しました。タンチョウソウです。別名イワヤツデです。やはり、この時期が一番美しいと思いました。諸行無常で刻々とその姿、鑑賞価値は変化していくものですね。昔から言う、「娘十八番茶も出花」という感じですかね。