想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

唯唯諾諾(いいだくだく)と倜儻不羈(てきとうふき) 

2024年04月24日 | エッセイ
コロナ5年4月24日(ウクライナ、ロシア戦争3年)

 最近は4文字熟語は、あまり使われなくなりました。ひょんなことから、唯唯諾諾(いいだくだく)と倜儻不羈(てきとうふき)こんな二つの言葉が出てきましたのでブログに書いてみました。

 唯唯諾諾(いいだくだく)と倜儻不羈(てきとうふき)です。魑魅魍魎(ちみもうりょう)とか、艱難辛苦(かんなんしんく)、付和雷同などの言葉なら聞いたり使ったりしたことはありますが、唯唯諾諾(いいだくだく)と倜儻不羈(てきとうふき)初めてでした。

 そんなわけですが、どんな意味を持っているか、ちょっと調べてみました。そしたら、唯唯諾諾とは、言われるがまま従ってしまうという意味で、相手の言うことに少しも逆らわず、従うさまを言い、昔の書物ではかしこまって了承する時の応答の語としても使われていたようです。主体性のない協調性かな。

 倜儻不羈(てきとうふき)は個性的で自立心の強い人々を表す際に使われ、自由奔放で束縛されないさまを表し、この表現は、規則や慣習に縛られず、自分の信念や欲望に従って行動する人を指すことがあり、江戸時代には、よく使われていた言葉のようです。まあ、信念のある主体性というところかな。

 まだまだ、この年になっても、私の知らない日本語の言葉がたくさんあったのですね。もう、びっくりしてます。勉強のし甲斐がありますね。日本語は奥が深いとあらためて想いました。

 同志社の新島襄、早稲田の大熊重信、作家の司馬遼太郎なども、好んで倜儻不羈という言葉を使っていたことが分かりました。明治維新の流れを感じますね。

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