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震災8年6月29日
昨日のワールドカップ、対ポーランド戦ほど、後味の悪さが残る試合はなかった。前回に比べ川島が大活躍した点は大いに評価をするが、なぜか、1点を取られ、裏で戦っていたコロンビア対セネガルの試合でコロンビアがリードすると、日本の攻撃の様相は様変わりをしてしまった。
このまま、じっとしていれば、1点差で負けていても、決勝リーグに進めるという事で、攻めないで自陣の中でボールを回すことになったのだ。
サッカーやボクシングでもそうだが、相手の攻撃を待っているだけだったり、ガードを固めて何も攻めない試合ほど、おもしろくないものはない。その点、今後は考え直してほしい。
今まで、いい評価をされていた西野監督なだけに誠に残念である。ちまちましたスケールの狭い試合になってしまった。当たって砕けろと思っていたのに誠に残念だ。監督の評価もこの件で一気に下がってしまった。
仮に日本が優勝したとしても、何となく後味の悪さが残ってしまう。とんでもない選択をしてしまったなと思う。これでは、監督の言うことをきいた選手達もかわいそうである。ちっぽけな勝ちにこだわってしまった監督の責任は大きいだろう。今まで好きな監督だったのに残念で仕方がない。
スポーツは勝つことだけがすべてではない、日本は勝つことを意識しすぎた為に、大切なものを失った。遠くまでいって高い金を払って見ていた観客の気持ちをないがしろにしてしまったのだ。
スポーツとは相手と戦い、お互いが積極的に責め合うからおもしろいのである。最後まで正々堂々と戦ってもらって欲しかった。日本人の誰もが、きっと、全力を出し切って相手に向かっていって負けても悔いはないと思うだろう。それでも彼らに賞賛の拍手を送るだろう。
それを、中途から、自陣でボールを回すなんて、何でそんな事をしたのだろうか。器の小さな監督のやることだと思ってしまう。見ている方は楽しみが激減する。
静的な絵画を鑑賞しているのではない。全力を尽くして戦うからこそ、エキサイトし、見る者をも感動させるのである。決勝リーグには駒を進めたが、何となく後味の悪い結果になってしまった。
多分、この試合はワールドカップ史上に汚点として残り続けることになるだろう。私も、最後まで、負けてもいいからポーランドを積極的に攻めて欲しかった。その後の結果は、負けてもしょうがないのだと誰しも思う。勝てばいいのではない。また、柔道のように無気力な試合はペナルティーを課すようなルール変更を考えて欲しい。今後はそのようなルール改正の話も必ず出て来るだろうと思う。
潔く最後まで戦ってこそスポーツではないだろうか。だから、人を感動させ、スポーツの魅力を高めることができる。