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震災8年4月28日
昨日は、南北会談でマスコミは、一日中その問題を放映していました。あれだけ、世界を震撼させていた金正恩が、劇的に政策を変換してきたのです。誰が、予想したのでしょう。もう、日本列島の上をミサイルが飛ぶこともなくなるでしょう。Jアラートも聞くこともないでしょう。中国との和解も寝耳に水の出来事でした。あんなにも180度変われるものかと目を疑う程でした。
その陰には中国の後ろ盾が大きいわけですが、中国もよく許す気持ちになったなと思います。習近平さんも案外心の広い人かもしれません。歴史は一時も止まることはありません。光陰は矢のごとしです。目まぐるしく流転しています。昨日の敵が今日の友になるのです。それが、生きている政治かもしれません。
今回は、相手が北朝鮮出身の文在寅大統領で中国の習近平が心に広い方だったからこそ、実現できたかもしれません。これも、何かの縁ですね。
全てことは、因縁果だなとおもわずにはいられません。そこで、縁ができたのですね。どんな因であっても、そこに、縁がなければ果を生みません。それは千年ハスのお話でも実証済みです。文在寅と金正恩が出会う必然がどこかにあったのでしょう。朴政権のときだったら不可能だったでしょう。これは、もう、神のみぞ知ることでしょう。
その背後に大きな力が働いてこそ、その縁ができたのでしょう。日本には縁台という言葉がありますが、縁といえば、冬のオリンピックが韓国で行われたこともいい縁を生みました。北との交流がスポーツを通してなされたのです。色々な演出がされ、大いに交流が深まりました。そこ大きな縁だったのでしょう。
縁に縁が重なって今回のような出来事が実現しました。同じ民族同士が36度線を隔てて対立していても何の益にもならないことです。お互いがそのことには気づいていながら縁がなかったためになかなか実現しなかった38度線の問題でした。
次世代の時には、そのことが、ベルリンの壁同様に過去の出来事として語られる日がくるでしょう。何と私たちは愚かなことをしていたのだろうと、反省の弁も含めて…。
さて、土台はできたわけですが、今後は最後の難関、米朝の会談が焦点になります。今回は拉致の問題は話されなかったらしいのですが、次回ではテーブルに乗ってくるでしょう。しかし、他にも重要な案件がたくさんありますので、それはもうちょっと後になってしまうかもしれません。
その後、日朝、朝露の問題が語られるでしょう。拉致の問題もその中で解決してゆくのではと思います。
米朝会談では、米国の信任を取り付け、まずは、北の体制の保証が第一となるのでしょう。次は、朝鮮半島の統一の問題が徐々に進んでゆくのではと思います。
統一問題というと、1989年のベルリンの壁を思い出します。プラハの春から始まった東の民主化の流れです。その時も、壁の崩壊から、一気にことが進み、東西ドイツの統一に向かったことは記憶に新しいことです。
今のところは、アメリカが北の存在をまず認め、完全なる非核化を確認し、金正恩政権と平和条約を結び北の体制を保証することになるだろうと思います。今回は、両者ともに千歳一遇のチャンスですので、きっと、実現できるだろうと楽観しています。案外、トランプさんならやってしまうかもしれません。このところで、在韓米軍の縮小は撤退の問題が出てきますが、アメリカがどこまで譲歩するかです。世界の平和の為なら、ここで頑張って大幅な譲歩もやむを得ないと思います。
このチャンスを無にし北風を吹かせてしまったら、また、冬の時代に逆戻りになってしまいます。それ以後、また、半世紀以上の不幸な状態が続いてしまいます。
今回は千歳一遇のチャンスです。確実にものにしなければいけません。政治は相手があることですので、お互いどこかで、妥協しながら最もいい方向を選ぶしかないのです。できるだけ、WIN・WINの道を気長に探すことです。今回のチャンスをものにしてほしいです。もう、後がありません。
隣国の平和は即日本の平和です。トランプさん金正恩さんよろしくお願いいたします。今後の、子孫繁栄にかかっているのですから、一代だけの問題ではありません。子々孫々に渡る問題なんです。
最近、この年になると自分一代だけでなく、子々孫々の繋がりを考えることがあります。個人は単なる個人ではなく、縦に時系列に繋がる中の一人でもあります。ですので、将来に禍根を残すことは慎まなければなりません。
熟慮に熟慮が必要です。何でも一人で生きているわけではないのですから、結局は大きな力で生かされているのです。このことは自分を取り巻く環境を広く考えれば答えが出ることです。
朝鮮半島の体制は今回のことから見て、しばらくは続いてゆくでしょうが、朝鮮統一となると、いばらの道は続くでしょう。まず、北の金正恩独裁をどう、平和裏に民主化に持っていくかという大きな問題が立ちはだかります。これは、今後金正恩をどう扱っていくかにかかってきます。たくさんの人を粛正した責任も問われるでしょう。その後、民主化の問題です。政治の明日はどうなるかは、いつも未知数です。一気に金正恩体制が崩壊して民主化に雪崩をうって、南北の統一が実現するかもしれません。まだ、その道筋は誰にも見えてこないのです。見えてきたのは、北の核による挑発が平和裏に終わろうとしていることだけです。その先はまだまだ、いばらの道が続くのでしょう。また、劇的に統一に向かうかのどちらかでしょう。
お互いがこのことはどうしても実現させなければなりません。金正恩が、鴨がねぎをしょって来たようなものです。このチャンスをみすみす逃すわけにはいきません。こんなことはあり得ないと誰もがも思っていたことですから…。こうなれば、金正恩、トランプ、文在寅、習近平の4人に同時にノーベル平和賞というサプライズもありえるのではと思います。
今回は、金正恩さんが肉声で非核化といっていますし、他での行動と合わせて考えても、その考えはゆるぎないものだと思われます。
今後の国際政治は、その流れの中でも、中国の力がますます大きくなってゆくでしょう。その分、相対的に米国の影響力が減ってくるのかもしれません。同時に、インドも大国ですので、発言力を増してくるものと思われます。
日本はその中にあって、人口減の問題もあり、外国にますます門戸を広げていかねばなりません。案外、日本は地理的にも民族的にも特殊な国ですし民族的に優秀でもありますので、対外的にも影響力のある国で居続けるのではと思います。