初夏の頃植えたオクラの苗が、育ち始め、実をつけ始めました。毎年、この時期はオクラの収穫です。以前は六角オクラを植えていたのですが、昨年から丸い形の細長いオクラに変えました。この種の方が、繊維化が遅く、大きくなっても柔らかいようです。天ぷらにしてもよし、ゆでて食べてもよし、冷や奴に輪切りにしてかけてもよくて、夏には無くてはならない野菜になりました。
栽培も簡単で、毎年たくさん取れます。素人向きの野菜です。消毒や化学肥料は使わない自分にとっては重宝しています。丈夫な野菜なんですね。
こんな感じのオクラが毎日毎日良くできます。
ところで、大豆はも収穫の時期になったのですが、今年は豆の中に虫が入りさんざんでした。消毒をしないと虫がついてしまい、大豆はなかなか栽培が難しいようです。初年度は自作の大豆でどうにか味噌ときなこができました。
こちらは、堤に生えていたヒルガオの花です。一応雑草扱いですが、とてもきれいなピンクの花を咲かせます。サツマイモの花と、そっくりですね。アサガオと少し違い、昼間でも咲いているのでこの名前がついたようです。なかなか、こちらもアサガオ同様きれいです。滅多に種はできないようで、地下茎で増えていくようです。
ウォーキングの途中でよく見受けられます。野に生えているだけあって素朴な感じがいいです。
参考までに、こちらが菜園のサツマイモの花です。とてもよくにていますね。
ウォーキングがてら散策中にいつもの場所で珍しいキノコに出会いました。いわば未知との遭遇です。初めて見たキノコでした。赤いきのこと、白いキノコです。紅白のおめでたい物をみたので、何かいいことでもありそうな予感がします?
これが、赤いきのこで、色はちょうどサツマイモのような感じでした。調べてみたのですが、名前はまだ分かりません。触ってみたら結構弾力があるようでした。普通、キノコは触るとすぐ、おれたり壊れたりしてしまうのですが、このキノコはちょっと、さわっても、しっかり形を保っていました。食べたらおいしそうだなと思ったのですが、キノコには毒があるものが多いので、絶対食べないように気をつけています。茎まで赤いのにはびっくりしました。普通は傘は赤くても茎は白いのが多いのですが、珍しい仲間のようです。
私としては偶然そこで、見つけたのですが、キノコの立場から見れば、一定の条件が揃って(適当な温度、空気、水)必然的に発芽したのです。小5の理科、発芽の条件で昔、子どもと勉強したことを思いだします。
グロテスクな感じですが、こちらが白いキノコです。どこが傘で、どこが茎かは定かではありませんが、もう、ちょっと、成長すればわかるのだろうと、おもいます。チャンスがあったらもう一度その場所をみにいって来ようかと思います。
この白いキノコ、一体どんな形になるのでしょうね。
紅白のキノコ
あけびの実でしょうか、もう、こんな実も出来ていました。秋はもうすぐですね。野山で食べるあけびはまた、格別です。童心の時代には、よく食べたものでした。野いちごもそうです。まさに、当時の生活は自然と一体だったように思います。杉鉄砲も良く作って遊びました。それの作り方も伝承していかないと忘れられてしまいますね。それは私たち世代の責任でしょうね。
先日、檜扇の花が我が家で咲きました。昔からある花のようで、京都祇園祭の時にも魔よけとして家の前に飾られるようです。また、昔からある花のようで……。
「居明かして 君をば待たむ ぬばたまの 我が黒髪に 霜は降るとも」・・・・磐姫皇后
「ぬばたまの 夜の更けゆけば 久木生ふる 清き川原に 千鳥しば鳴く」・・・・山部赤人
万葉集でも歌われていたようです。「ぬばたま」が「ひおうぎ」の花のようです。ぬばたまは枕詞になるらしく、種子が黒いのでその種子にかかる言葉のようです。また、由緒ある古典的な花でもあります。いい勉強になりました。
浜松では5月に浜松祭りとして、大凧をあげます。その中の平田町の凧の絵柄がヒオウギをつかってあります。この扇のもとになる図案はどうにか、花の葉っぱが扇のようになっているところから来たようです。
下の葉っぱの部分が扇型になっているので、檜扇(ひおうぎ)となったらしい。
どこでもらったかは定かではなくなったのですが、いつの間にか庭に植えていたんですね。こんなに歴史のある花だとは気が付きませんでした。古い花としてはオミナエシやフジバカマも植えてあります。花が咲く頃がまた、楽しみです。それらは、チョウが好む花でもあります。特にフジバカマは、アサギマダラ蝶が良く密を吸いに来ますね。