想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

アジサイの花 詩

2024年06月06日 | 
コロナ5年6月15日
(ウクライナ、ロシア戦争3年)










あじさい 詩

降る注ぐ雨
それを大きな葉と


色とりどりの花が
受け止める


紫、青、ピンクのグラデーション
雨の日を楽しみに変え


心に小さな虹をかけ
幸せの国に私を誘う


アジサイはマジシャン


雨音を聞きながら
  
時には優しく
時には熱く
私に語り掛けてくる


梅雨空が
ぱっと明るく
輝く


つかの間の
お日様が
顔を見せ


夏ももうすぐだね
そこに来ているよと
にっこりと笑う




紫陽花 詩

雨の帳が降りてきて
アジサイが静かに目覚める
雫が葉を滑り落ち
花びらはしっとりと濡れている


空は灰色に包まれても
アジサイは色を失わない
梅雨の中で一際輝き
心に温かな光を灯す


ひとつひとつの花が語る
雨の日の小さな幸せ
アジサイの優しい色彩が
梅雨空を明るく照らす






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