コロナ3年7月15日(ウクライナ侵攻元年)
バビロン大富豪の教えというのがあります。紀元前の遠い昔からのお話ですが、なかなかいい事を言っています。今の時代でも十分通用する内容だと思います。
また、かねてから、私なりに時代の変化を感じながら、生きる上で大切だなと思っていた事に金融教育の充実がありました。義務教育から高校まで、一つの流れの中で金融をとらえる事の重要性が義務教育の段階でもやっと入って来たかなです。
こんな記事もありました。2022年(令和4年)からは、学校における金融教育が変わるのです。金融教育の義務化とはどういう意味なのかを考えてみます。
金融教育の義務化とは、学習指導要領改訂により、学校での金融教育が変わることを意味します。これまでも学校で金融教育は行われていましたが、従来は体系的に整理されたものではありませんでした。
今回の学習指導要領改訂では金融教育プログラムに準拠した内容に整えられ、小学校、中学校、高校と一貫性のある内容になっています。特に、高校の必修科目である家庭科の授業で、資産運用に関する内容が盛り込まれた点が特徴です。
また、2022年(令和4年)4月より、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。成人年齢引き下げ後のトラブル予防のためには、金融教育が欠かせません。
18歳になれば、クレジットカードの作成や銀行口座の開設も自分だけで開設できるようになりました。
最近では、ダークパターンなる言葉も流行しだし、ネットでは高金利のリボ払いへの誘い込みも巧みになって来ています。ニイサ、クリプトカレンシー、インデックス、FX.〇〇ペイ、サブスクなど金融用語も次から次へと出て来て、理解が追いつかない状況も生まれています。また、旧統一教会による過剰な献金から家庭離散の悲劇も明るみに出て来ました。
これからを生き抜く為にも金融教育の充実は必至の状況になりました。時、既に遅に逸した感は否めませんが、やっと、文科省も重い腰をあげたようです。
「バビロン大富豪の教え」参考
①収入の1/10を貯蓄
②欲望に優先順位をつけよ
貯蓄に回した残りで生活するための節約術
③蓄えた金を働かせよ(定期的に金が入って来る仕組み)貯まったお金をさらに増やす。大事なのは財布に入っているお金ではない。川の流れのように絶えず財布に注ぎこまれる“お金の流れ”を作ることなのです。
お金持ちほど、目先のキャピタルゲインよりも、より安定的なインカムゲインを重視する。
④危険や天敵から金を堅守せよ
⑤より良き所に住め(住居への支払いは心を豊かにする投資)
⑥将来への不安に対する道具
⑦自分こそ最大の資本にせよ。行動して自分に投資していこう。
役所で働く一市民だったアルカドは大富豪となり、バビロンの人々に富を築くための知恵を広く授けるよう依頼されました。集まった100人を前にアルカドが説いたのが、「7つの極意」でした。
「金持ち父さん、貧乏父さん」も有名な書籍です。金を貯めるのではなく、金に働かせるという考え方が新鮮です。知識を得るのではなく、知識の学び方を学ぶ方法とよく似てますね。