コロナ3年4月17日(ウクライナ元年) 2月24日にロシアがウクライナに攻め込んでから、早、2か月になろうとしています。犠牲者も日増しに増え、ウクライナだけの問題にとどまらず、世界は益々混迷を深めて来ました。使えなかったはずの核の脅威もロシアが脅しに使い、現実なものとなって来ています。恐ろしいことというか、おぞましいことです。
今や民主主義と全体主義の対立の構造となってまいりました。中国、インドなどの大国の動きにも注目です。特に中国は台湾の帰属の問題も抱えています。台湾への侵攻も時間の問題かもしれません。そんなことがあってはなりませんが、日本の周りでもきな臭い感じが立ち込めてきているのが気がかりです。ら
コロナ禍は少しずつ日常化しwithcoronaとなり、それなりに世界の経済も動き始めた矢先の出来事です。今や世界はコロナと戦争のダブルパンチに見舞われての状態です。このままいけば、第三次世界大戦にいってしまう程の危機です。
「戦争が終わって僕らは生まれた♪」と、歌ってきた団塊の世代も後期高齢者になり老後を大変な時代と向き合うことになってしまいました。
外交が大事だといっていた国際社会も今となっては、力と力の対決の前には無力です。力で押してこられては力で対抗するしか術がないように想います。
現実は幸か不幸か力は正義です。力を持ったものが正義を操っているのです。どうか、神様
、力のあるのに倫理という冠を与えてください。単なる力は人類を破滅に導きます。私たち国民に出来ることは祈りしかないのです。
さて、先日も我が国の防衛費がGDP比2%増の話が出ていました。この流れでは防衛予算も確実に増加してゆくでしょう。敵地攻撃能力の話まで出て来ている今日、否応にも有事のことも話し合う国民コンセンサスも必要な時代になりました。戦争という言葉は聞きたくもありませんが、日本人も早く平和ぼけを払拭し戦争の脅威についても備えをしていく必要があります。
今は鎮静化している核武装論や徴兵制の問題提起もない話ではなくなる時代が来るのかもしれません。お隣、韓国、中国はこれが当たり前なんですから、平和ぼけしている暇はありません。
今や、肝心の国連さえも当事者ロシアの拒否権の前に手も足もでません。大国の上にある絶対的な力がないのが、今の世界の現実です。大国が拒否権を行使すればもうどうしようもない状態です。困ったものです。
戦後70年以上続いて来た日本の平和も最近、東日本大地震、コロナパンデミックス、ウクライナ侵攻で暗黒の時代へと突入してしまうのでしょうか、予断を許しません。
まして、周りを敵国、ロシア、北朝鮮、中国に囲まれている日本です。いつ、戦争に巻き込まれるかもわかりません。北海道も危ないと煽られると、現実味も増して来てしまいます。
さて、周りは危険な状況ですが、何とかして、国際社会は明るい解決策を見つけていってほしいです。個人の尊厳が否定される世界にはしてほしくないのです。
プーチンさんが何処かでゼレンスキーさんと折り合いをつけていただいて矛を収めてもらうしか方法はありません。その為に、エスカレートしないように国際社会は努力し知恵を絞るしかありません。その為にはまず、EUとアメリカには大きな期待をいたします。
また、折々どこかでウクライナの問題を総括していきたいと想っています。
平和も所詮、戦争と戦争との間にあるつかの間の一時とならないようにと祈るばかりです。
ここに、全世界の英知を結集してこの難局を乗り越えていきましょう。悲惨な戦争はもうこりごりなはずです。人間や国家にエゴがなくならない限り難しい問題でもありますが…。
私は若い頃、どうなったら、世界の平和が維持できるだろうかと、考えた時期がありました。つまるところ世界は力の論理で現実は動いているという結論に達し、力のあるものが正しい倫理観を持つことだと結論づけたことを想い出しています。