コロナ5年12月29日(ウクライナ、ロシア戦争3年)
私が初めて英語と出会ったのは、7つ年上の兄の友人の家を訪れた時でした。そこで見たローマ字で書かれた単語たち。「あぁ、これが英語なのか」と感じた瞬間を今でも覚えています。
その後、中学校で正式に英語を習い始めました。「This is a pen」「This is a book」という基本文から始まり、一つ一つの単語を丁寧に学んでいきました。今思えば懐かしい思い出です。
中学・高校と英語を学び、高校卒業後1、2ヶ月の間に英検2級を取得するまでに至りました。しかし、その後の学校教育で学んだ英語を振り返ってみると、実用的ではなかったように感じます。
昔と今では英語学習環境が大きく変わりました。特にこのデジタル時代において、音楽と英語の学習環境は飛躍的に進化したと実感しています。YouTubeの教材やAIツールなど、自分次第でいくらでも学習できる環境が整っているのです。
私が最近特に効果的だと感じているのは、シャドーイングと英語の歌を歌うことです。この2つの方法は、リスニング力の向上に非常に効果があると実感しています。従来の文法中心の学習法では、実践的な英語力を身につけることは難しいでしょう。
英語の歌を歌うことで、フレーズ単位で英語を捉えることができます。また、シャドーイングによって、耳を集中させて英語を聞く習慣が身につきます。単語単位ではなく、センテンス全体を1つのまとまりとして捉えることで、より自然な英語の習得が可能になるのです。
英語特有のリズムも重要な要素です。私は77歳ですが、英語のリズムに合わせて話すために、日本語も少し早めに話すように心がけています。これは脳の活性化にも良い効果があると感じています。
私の若い頃には「シャドーイング」という概念はなく、「ヒアリング」と呼んでいました。時代とともに学習法も進化し、今では昔とは比べものにならないほど実用的な教材や方法が提供されています。
最近のAI技術の進歩により、教育メソッドも大きく進化しています。私も脳の活性化のため、シャドーイングと英語の歌を積極的に取り入れています。ここ数ヶ月で、確実にリスニング能力が向上していることを実感しています。
これからも、新しい時代の英語学習法を取り入れながら、楽しく学習を続けていきたいと思います。