想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

根が長いのにびっくり!

2017年10月20日 | 家庭菜園

   先日、双葉の根を抜いてみました。根が長いのにびっくり、こんなに長いとは思いませんでした。

 野菜がよく育つには表面的な葉ばかりでなく、発根がうまくいってないと、育たないのが、写真の根を見てよく分かります。

 土作りの大切さが大事だということです。

 教育者、東井義雄さんがこんなことを言っています。
「下農は雑草を作り 中農は果実を作り 上農は土を作る」いかに見えないはずの土作りが大切かを説いています。このことは、何事をするのにも、土作りのような地道な基礎作業を疎かにしてはならないことを教えています。

「生」という字は植物が「土」の中から茎や枝葉を伸ばした姿を表しています。
 スプーン一杯の土の中には一億もの微生物がいて、有機物から植物の養分を取り出しているのです。
 私たちの足下、目には見えない地中で営まれている、月日をかけた命を育む土作り。そのような土台があり、そこにしっかりと根を張ることによって、はじめて目に見える花や実の成果が生まれてくるのです。
 人が作りあげたものであれ、自然の造形であれ、私たちの心を動かす多くのものは、月日をかけて出来あがったものです。

 

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日本の四季が危ない?

2017年10月13日 | エッセイ

震災7年10月13日

 ここ2,3日の夏のような暑さには閉口しています。東京では明日には13℃位に温度がさがるような報道もありました。また、北海道では紅葉の葉に雪が積もっていた写真も見ました。日本列島の中でも、夏と冬が同時に起こっているのですから、驚きです。

 数十年前までは北海道ではクーラーはいらないといっていたことが懐かしく感じます。そのころ、ちょうど、教育の船にのり、北海道を訪れていた頃です。

 あれから、数十年、北海道も暑い夏になったなあと思います。季節の移り変わりの気温はジェットコースターの様に変化が大きく、汗をかいていたと思うと寒さに震えるようなことも起こります。

 あの美しい日本の四季はどこへいくのだろうと危惧さえいだきます。一年の半分が夏日になってしまった感もあるのですが、これも、自然、諸行は無常です。私たちはこの変化に体をあわせていく必要があります。

 このままでは、四季の変化を歌った俳句の季語はどうなるのだろうと思います。1年は夏が大半で次が冬でその間にわずかに春夏が残っているようになってしまいました。

 今、世間では温暖化が叫ばれていて、この温暖化もいつまで続くのかわかりません。また、一般にはCO2の化石燃料の影響だと言われていますが、真実はどうなんでしょう。

 確かにCO2の増加は温暖化をもたらすのはほぼ断定できるでしょうが、その前提となる地球規模周期的の起こっている流れは、今は地球の寒冷化だとも言われています。その中で、一時的な温暖化が進んでいて、それにCO2による化石燃料の影響があるとみるのが正しい所ではないでしょうか。気候に置いても今大きなパラダイムシフトが起こっているのです。

 さて、自然は秋になるとそれなりの植物が開花し、それなりの昆虫も活動し始めます。

※池の畔の蛍蛾

ホトトギス

庭の渋柿

 今年は不作の年であまり実が付きませんでした。貴重な柿です。秋も深まるともっと朱色になります。そのころになると、小鳥たちに目をつけられ食べられてしまいます。

睡蓮鉢に挿したワレモコウの花

秋風にそよぐ姿が情趣たっぷりです。漢字では吾亦紅、吾木香とも書きます。日本語は奥が深いですね。

キンモクセイの花です。香りが強く遠くにいてもその香りは漂ってきます。落ちた花も金色の絨毯のようになり美しいです。

ヒヨドリバナです。アサギマダラを始め蝶が密を求めてよくやってきています。ヒヨドリバナは万葉集の中で山上憶良が
  「萩の花 尾花、くず花 なでしこの花  おみなえし また藤袴 朝顔の花」
と詠んだ秋の七草のフジバカマ(藤袴)と同属で、花の色も白から紫がかったものまであり、花だけ見るとフジバカマとそっくりである。わたしも最初はフジバカマだと思っていました。

 

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今年の大豆は豊作だった

2017年10月06日 | 家庭菜園

震災7年10月6日

 枝豆や味噌づくりに使おうと思って例年大豆を育てているのですが、葉が食べられたり実が虫くいになったりで、なかなかいい実が取れませんでしたが、なぜか、今年は葉っぱも小さくしっかりした実ができました。葉っぱが大きくならなかったのは、鶏糞を殆ど与えなかったからかもしれません。また、害虫の被害が少なかったのは植える時期が遅くて害虫がいなかったのかもしれません。

 ちょっと、遅いかなと思ったのですが、多分、8月下旬ごろポットに種を撒いたように記憶してます。記録をとっておけばよかったなと今になって、反省してます。

 例年ですと、カナブンに葉を食べられたり実を他の害虫に食い荒らされたりするのですが、今年は、それがなくて豊作でした。

 この時期、ちょうど、枝豆には食べごろになったので、昨日、実をもぎ取ってきました。百均で仕入れた種ですので、原価もほとんどかかっていません。

 苗はポットに8個ぐらいしかありませんでしたが、どれも、よく育っていました。

 これからは、今年のように、八月の下旬頃植えて肥料は葉を太らせず、PH調整を兼ねて苦土石灰を加えるだけにしたいと思います。

 

※どの枝もしっかりした実がなっていました。

 

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あけびの実

2017年10月03日 | 野山散策

震災7年10月3日

 先日、山登りのハイキングで偶然見つけたアケビです。枝もたわわに熟れていました。今にも、落ちそうな感じでした。そのアケビを手の取ってみて、その自然の紫の色が美しく、じっと見入ってしまうほどでした。なるほど、昔から、官位の最高位にある色だなとしみじみ思いました。

 人為的にこの色を出そうとすると、なかなかむつかしいでしょう。日本画の絵の具なら出せるかもしれません。

 野山に出て自然を観察していると、やはり、スミレや菖蒲、藤、を始め紫は日本の色だなと言うことをつくずく感じます。紫と一言いっても、その線上は無数の色があるようです。日本の色、伝統色として、54ありました。そのいくつかを挙げてみます。

あかむらさき
#eb6ea5

#9d5b8b

[2] 京 きょうむらさき
#9d5b8b

 

#594255

[3] 滅 けしむらさき
#594255

 

#460e44

[4] 紺 しこん
#460e44

#895b8a

[5] 古代 こだいむらさき
#895b8a

#884898

[6] むらさき
#884898

 

#745399

[7] 江戸 えどむらさき
#745399

#674598

[8] 青 あおむらさき
#674598

#867ba9

[9] 苑色 しおんいろ
#867ba9

 

#a59aca

[10] 藤 ふじむらさき
#a59aca

#2e2930

[11] 黒 しこく
#2e2930

#513743

[12] 似せ にせむらさき
#513743

藤紫、なす紺、二人静か等もありました。 日本の色は自然と結びついて命名されているんだなと思い、自然と共に色々な色が合ったんだなと日本人の機微の細やかさにはびっくりしています。醤油を紫といい、また、紺の黒髪なども有名な言葉です。日本の言葉や色についても、また、機会があれば色々調べてみたいです。

 日本の奥の深さをこの年になり益々、感じています。私に取ってはまだまだ、神秘の世界日本の姿があります。どちらにしましても、日本のルーツは自然と共にあったのだと感じぜずにはいられません。国学や神道の奥に色々なことが潜んでいるに違いありません。ITの時代であるからこそ、よけいに過去に日本に目を向けて行きたいです。

取ったばかりの時は、もっと、紫がきれいでした。一日置いておいたので少し色が褪せてしまいました。

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上手な転び方を学ぶ

2017年10月03日 | エッセイ

震災7年10月3日

 うまく、できたい。成功したい。と、思うのは人の常だと思いますが、人生、成功ばかりではありません。成功するためのノウハウは至る所に溢れています。大事なことは、どう、失敗するか。どう、安全に転ぶかです。失敗から学ぶことや七転び八起きなどの言葉は、昔から、言い古されて来ています。

 私の言いたいことは、どう、失敗したら安全なのか、どう、転んだらけがが少なくてすむかのお話です。

 毎日、太陽が出ているときばかりではありません。晴れがあれば曇りや雨の日もあります。それが、自然です。私たちの周りにも成功もあり失敗もあるのが日常です。いい日ばかりあればいいな、いつも幸せならいいなと思うこともあるでしょう。しかし、そうは問屋が卸しません。その両方があるのが現実です。そんなとき、どう、考えたらいいのでしょう。

 以前、私はこんな体験をしました。

 私は、定年前後から、健康を気にかけるようになって来ました。子どもの習い事の延長でサッカーをやっていて、足首を痛めたのです。医者にかかっても、いつ直るとも言わないのです。医者でも分からないことがたくさんあるのだなとつぶやいていたことを想い出しました。

 それは、59歳の頃だったと思います。このままでは、これから、脚をかばって歩かなければいけないかと、心配になりました。15も年の若い人たちと、子どものお供でサッカーの練習をしたり、その保護者達と夜間、試合をしたりしてキックをしたり、走ったりしていたのが、裏目に出て足首を痛めてしまったのです。

 その辺の頃から、自分の健康は自分で考え管理するのが一番だと考えました。人には本来自然治癒力が備わっているのです。

 グルコサミンやコンドロイチンなどの言葉もかけめぐっていたのがそのころです。カイロプロテェックや整体などの治療もうけたのが、今、思うと懐かしく蘇ってきます。所詮、それらは、外部の力を借りて直すのです。直すというより、一時的に快の状態にするだけなのです。根本の所では直ってはいないのです。

 それから、足腰を鍛えることが、これからのアンチエージングだと考えるようになり、なるべく、歩くように心がけて来ました。

 人間の体は関節と腱や筋肉や骨格でできています。今まで考えても見ませんでしたが、実にたくさんの関節が体にはあります。通常動かしていない、関節や筋肉もたくさんあることに気づきました。

 そうだ、その動かせていない筋肉をバランスよく動かすことこそ、アンチエージングだと気づいたのです。それで、できるだけ、色々な隠された筋肉を使うように心がけるようになりました。

 その中から生まれたのが、後ろ向き歩きや後ろ向きジョギング法です。後ろ向きで全力で走った事もありました。結構行けるなと、自信を持ったのはいいのですが、ある時、池のほとりを後ろ向きで歩いたいたときです。その先に階段があるのに気づかなくて転倒してしまったのです。

 当時はまだ、まだ、体力もあり、運動神経には自信がありましたので、柔道の受け身ではありませんでしたが、体がうまく動き上手に転ぶことができ、大事には至りませんでした。

 そうだ、人生、成功ばかり考えるのでなく、いかに上手に転ぶかが大切なんだなと痛切に思いました。常日頃から、なるべく俊敏に体を動かす様に心がけていたことが、ここに生かされたのです。どう成功体験を積むのかではなく、どう失敗を上手にまとめるかが大切だと思いました。

 これからも、何度も転ぶような出来事に出会うか、分かりませんが、上手な転びかたが大切だなとこのときほど、思ったことはありませんでした。  

 

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