前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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広島原爆の日、街頭から核兵器廃絶を訴え。福井空襲絵図展。

2010年08月07日 | Weblog
    NHK・・・・・・原爆の日 平和記念式典

   広島は6日、原爆が投下されてから65年となる「原爆の日」を迎えました。
平和記念式典には原爆を投下したアメリカの政府代表や国連事務総長が初めて出席し、広島市の秋葉忠利市長は世界的に核兵器廃絶の機運が高まる今こそ、日本政府が先頭に立つべきだと訴えました。広島市の平和公園で行われた平和記念式典には約5万5000人が参列し、原爆が投下された時刻の午前8時15分に全員で黙とうをして、原爆で亡くなった人たちを追悼しました。

広島市の秋葉市長は平和宣言の中で、「核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めている。いまこそ日本政府の出番だ」と述べ、核兵器廃絶に向けて日本が世界の先頭に立つべきだと呼びかけました。
そして、非核三原則の法制化やいわゆる「核の傘」からの離脱など具体的な取り組みを訴えました。つづいて菅総理大臣があいさつし、「唯一の被爆国である我が国は『核兵器のない世界』の実現に向けて、先頭に立って行動する道義的責任がある」と述べました。

ことしの式典には原爆を投下したアメリカから政府代表として初めてルース駐日大使が出席するなどこれまででもっとも多い74の国の代表が参列したほか、国連のパン・ギムン事務総長も国連事務総長として初めて出席しました。
あいさつに立ったパン事務総長は「子どもたちや未来の世代が平和で自由に暮らせるように、核兵器のない世界という夢を実現させよう」と述べ、各国の核軍縮交渉が進むよう全力で取り組む決意を示しました。

一方、アメリカのルース大使はスピーチや献花はしないで、終始厳しい表情で式典に臨み、報道陣からの問いかけに答えることなく足早に会場をあとにしました。
ルース大使の出席について、被爆者からは「反核の世論が世界中で高まった結果だと思う」と評価する意見が出る一方で、スピーチや献花をしなかったことについては、「死んだ方にはお悔やみの言葉くらいはあると思っていた。何の言葉も発せずに帰るのは失礼だと思う」という声も聞かれました。

一方、核兵器廃絶に向けた機運の高まりを受けて、ことし平和記念式典を取材した海外のメディアは、アメリカやイギリスなど10か国の22社にのぼり去年より7社増えました。
アメリカのテレビ局のブライアン・ライハート記者は「オバマ大統領は式典に出席することができなかったが、国を代表して駐日大使が出席したことは核兵器廃絶に向けて大きな意義がある。スピーチや献花はしなかったが、アメリカの視聴者にその意義を伝えたい」と話していました。
広島では6日夜遅くまで、平和への誓いを新たにする祈りが続きます。・・・・・・・・・

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     昨日は、朝わたしの事務所でニュースを見ながら黙祷をおこない、その後、福井市内各地で演説。広島原爆の日に核兵器廃絶を訴えました。
この間のオバマ大統領の演説と、志位委員長との往復書簡を紹介。世界が大きく動いているのに、日本政府が唯一の被爆国として核兵器廃絶のリーダーシップを発揮せず、固執している姿勢を批判しました。あちこちで、たくさんの激励をいただきました。ありがとうございました。
    それにしても、広島市長の格調たかい演説は、さすがだ、と思いましたね。


     その後、福井県立図書館で、ゆきのした文化協会の福井空襲大絵図展示をおこなっているのを観にいきました。1984年の製作とありますが、凄い迫力です。
図書館をでようとしたおじいちゃんが絵図に気づき、孫を呼びとめ、絵図をみながら熱心に説明をはじめました。「こんなことはもう起こしてはあかん」と。こうして、平和の心がリレーされていくのでしょう。

      久しぶりの県立図書館でした。相変わらずの盛況です。わたしが議会で提案し、実現した「フレンドリーバス」も夏休みということもあり、まずまずの利用のようです。このように、議会で提案し、実現した施策が県民のみなさんに利用されている風景を見るのは気持ちがいいものです。
せっかく来たのだから、と新刊コーナーをのぞくと、面白そうな本がいっぱい。「家にも、事務所にも読むものがたくさんあるなー」と迷いながら、3冊借りました。応対もさわやかです。


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  いよいよ明日となりました。
  日本の原発問題とエネルギー問題を考える学習講演会。原子力問題の第一人者で、福井県の美浜原発や「もんじゅ」事故の調査もおこなってきた日本共産党の吉井英勝衆議院議員が詳しくお話いたします。
  滅多とない機会です。ぜひご参加ください。

   8月8日  午後2時から  NHK福井前の、福井県教育センターです。