前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

こうの史代「この世界の片隅に」。「対馬丸事件」を歌おう。

2010年08月24日 | Weblog
      昨日も暑い日でした。午前中は街頭宣伝、午後は夜9時すぎまで会議、打ち合わせなどがつづきました。さすがに疲れます。
      というわけで夜は、こうの史代「この世界の片隅に」3巻を読んで気分転換。気分転換に読む本ではありませんが、戦争の時代を描いた重いテーマながら作者のひたむきさとユーモアを感じました。

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    朝日新聞・・・・・・「対馬丸事件」を歌おう 来年6月公演、参加者募る
2010年8月23日


 太平洋戦争末期に、東シナ海で米軍の魚雷で撃沈された学童疎開船「対馬丸」。この悲劇を繰り返すまいと反戦の願いを込めた混声合唱組曲「海のトランペット」のコンサートが来年6月、福井市で開かれる。NHKの音楽番組の司会などで知られる池辺晋一郎さんが作曲し、当日の指揮も務める。合唱団が一緒に歌う人を募っている。

 対馬丸は沖縄から長崎に向けて出港した翌日の1944年8月22日夜、米潜水艦の魚雷攻撃を受けて鹿児島沖で沈没した。疎開学童や引率教員、一般疎開者ら1788人のうち、名前が判明した人だけで1418人が死亡。775人は子どもだった。修学旅行気分の子どもたちは「汽車にも乗れるし、雪も桜もみることができる」とはしゃいでいたという。

 「海のトランペット」は児童合唱と混声合唱による全6章からなる大作。池辺さんは「大きく広がっているはずの自由な未来を、戦争は乱暴にもぎとってしまう。この曲の『願い』を強いメッセージとして具現し、主張しましょう。地球上から『戦争』というコトバを消去するために」と合唱への参加を呼びかけている。

 コンサートは、反戦や人間の尊厳をテーマに、池辺さんの曲と指揮で歌ってきた「悪魔の飽食」福井合唱団の第4回定期公演として、来年6月19日に福井市の県立音楽堂ハーモニーホールふくいで開く予定。9月から月3回ペースで週末に練習を始めることにしている。経験は問わない。参加の問い合わせは、同合唱団長の宮本絹子さん(0776・34・2908)へ。 ・・・・・・・・



       福井県内でもさまざまな文化運動の分野で戦争を語り継ぐとりくみがつづけられています。音楽の分野でも、このような形でとりくまれることは、大変なエネルギーであり注目されますね。関心のある方は、お問い合わせください。
 ちなみに、団長の宮本絹子さんは、わたしの県議時代に事務局として支えてくれた山岡さんのお義母さんです。パワフル!