昨日は11名が死傷した日本最悪の美浜原発事故から6年目の日でした。その日のように、美浜原発ちかくの海水浴場は混雑していました。その傍をとおり、原発「もんじゅ」へ。朝から昼過ぎまで、78日間の炉心確認試験を終えた敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の視察調査しました。その後は、福井市にもどって生活相談でした。
「もんじゅ」調査は、吉井英勝衆議院議員、かねもと書記長、山本嶺南地区委員長、上原修一・山本貴美子両敦賀市議、河内元敦賀市議、北原若狭町議、渡辺高浜町議、山川あわら市議、それに、原発問題住民運動連絡会の多田代表委員、林事務局長らとともに参加しました。
最初はエムシースクエア(展示館)での説明のあと館内で「もんじゅ」の模型や、ナトリウム漏れをおこした温度計の説明をうけました。ナトリウム取扱い研修棟では、金属ナトリウムを包丁でカット、燃焼実験。「もんじゅ」では、蒸発器室、2次系主冷却系配管室、中央制御室を見学した後、質疑応答をおこないました。「もんじゅ」ではちょうど燃料33体の交換目前で慌しい雰囲気でした。
説明は、伊藤和元・日本原子力研究開発機構理事・敦賀本部長代理、向和夫・「高速増殖炉研究開発センター・もんじゅ」所長をはじめ技術陣にていねいにおこなっていただきました。お世話になりました。
吉井衆議院議員らは、「プルトニュウム、ナトリウムの取り扱いの難しさから、多くの設備が必要になり、コストアップになっているのではないか」「取り替えたナトリウム検出器そのものの取り付けミスがある」「住民に説明を」などをもとめました。
私は、「使用済み燃料の貯蔵状況」「今回の炉心確認試験と、最初の時の炉心確認試験の結果比較」「機構職員300人、メーカーなど350人、という人員体制。システムにより、東芝、三菱重工などと作業担当がわかれているが、その統括について」などを質問しました。
わたしたちは、「もんじゅ」の運転再開に反対しています。技術的にも、また経済的にも、将来の商業化が不透明な点でも、推進は見直すべきだと考えます。
今後とも、「監視」をつづけていきます。そのためにも、「オール推進」の県議会を変えなくては、と決意を新たにしました。
★
嬉しいニュースです。
NHK・・・・山間地の交通にワゴン運行開始
高齢化が進む山間地域の住民の移動手段に、福井市高須町で地元の自治会が乗り合いのワゴン車を運行する取り組みが始まります。
高須町は福井市中心部から20キロほどの山間部の集落で、高齢化が進んでいる上、公共交通機関もなく、住民の移動手段の確保が課題となっていました。
9日、町内の小学校で開かれた出発式には、県や福井市の担当者や地元の住民らが参加し、ボランティアで運転手をつとめる地元の人が、安全運転宣言をして、お年寄りなどを乗せてさっそく試験運転に出発しました。
今回の取り組みは、高須町自治会が市からワゴン車を無償で借りて、運転手の確保や運行、車の管理などを自治会で行うもので県内では初めての取り組みです。ワゴン車は、今月下旬ごろから週に3回、午前と午後に運行され町内から路線バスに乗り継げる国道付近まで周回することになっています。利用者は事前に予約をして、1回200円で利用できるということです。・・・・・・・・・
この交通空白地域の交通対策は、今年の1月に西村・鈴木両福井市議とともに福井県庁・福井市役所に要望してきたことです。
当時のブログから・・・・・・・交通空白地域の交通対策について、福井県庁交通まちづくり課と、福井市交通政策室に1月12日に申し入れをおこないました。山田かずお参院予定候補、西村きみ子・鈴木しょうじゅ両福井市議とともに、私も参加しました。
県庁では交通まちづくり課の山内課長らが応対。わたしたちの要望にたいして、「県庁としても高齢者、限界集落の対策チームをつくり、検討してきた。高齢者の移動など課題の把握、対応をしてきた。島根県などはやる気のあるところを支援している。ご要望の福井市高須町もひとつの例として福井市とともに検討している」などの回答がありました。
福井市では、梅田交通政策室長らが応対。「本年度調査をすすめてきたが、平成22年度以降具体化していきたい。先進地事例も参考にして、地域が主体的に取り組める制度として、行政としては、財政支援を基本に考えていく」などの回答がありました。・・・・・・・
日本共産党も地元のみなさんとともに行政にはたらきかけ、実現することができました。このようなモデルは県内のほかの「交通空白地域」でも通用する地域も少なくないと思いますね。
その地域にあった支援を、福井県庁も市役所もつよめていただきたいと思いますし、わたしたちも、「北陸新幹線よりも、高齢化社会に対応した地域交通の充実」を提案してがんばっていきたいと思います。
「もんじゅ」調査は、吉井英勝衆議院議員、かねもと書記長、山本嶺南地区委員長、上原修一・山本貴美子両敦賀市議、河内元敦賀市議、北原若狭町議、渡辺高浜町議、山川あわら市議、それに、原発問題住民運動連絡会の多田代表委員、林事務局長らとともに参加しました。
最初はエムシースクエア(展示館)での説明のあと館内で「もんじゅ」の模型や、ナトリウム漏れをおこした温度計の説明をうけました。ナトリウム取扱い研修棟では、金属ナトリウムを包丁でカット、燃焼実験。「もんじゅ」では、蒸発器室、2次系主冷却系配管室、中央制御室を見学した後、質疑応答をおこないました。「もんじゅ」ではちょうど燃料33体の交換目前で慌しい雰囲気でした。
説明は、伊藤和元・日本原子力研究開発機構理事・敦賀本部長代理、向和夫・「高速増殖炉研究開発センター・もんじゅ」所長をはじめ技術陣にていねいにおこなっていただきました。お世話になりました。
吉井衆議院議員らは、「プルトニュウム、ナトリウムの取り扱いの難しさから、多くの設備が必要になり、コストアップになっているのではないか」「取り替えたナトリウム検出器そのものの取り付けミスがある」「住民に説明を」などをもとめました。
私は、「使用済み燃料の貯蔵状況」「今回の炉心確認試験と、最初の時の炉心確認試験の結果比較」「機構職員300人、メーカーなど350人、という人員体制。システムにより、東芝、三菱重工などと作業担当がわかれているが、その統括について」などを質問しました。
わたしたちは、「もんじゅ」の運転再開に反対しています。技術的にも、また経済的にも、将来の商業化が不透明な点でも、推進は見直すべきだと考えます。
今後とも、「監視」をつづけていきます。そのためにも、「オール推進」の県議会を変えなくては、と決意を新たにしました。
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嬉しいニュースです。
NHK・・・・山間地の交通にワゴン運行開始
高齢化が進む山間地域の住民の移動手段に、福井市高須町で地元の自治会が乗り合いのワゴン車を運行する取り組みが始まります。
高須町は福井市中心部から20キロほどの山間部の集落で、高齢化が進んでいる上、公共交通機関もなく、住民の移動手段の確保が課題となっていました。
9日、町内の小学校で開かれた出発式には、県や福井市の担当者や地元の住民らが参加し、ボランティアで運転手をつとめる地元の人が、安全運転宣言をして、お年寄りなどを乗せてさっそく試験運転に出発しました。
今回の取り組みは、高須町自治会が市からワゴン車を無償で借りて、運転手の確保や運行、車の管理などを自治会で行うもので県内では初めての取り組みです。ワゴン車は、今月下旬ごろから週に3回、午前と午後に運行され町内から路線バスに乗り継げる国道付近まで周回することになっています。利用者は事前に予約をして、1回200円で利用できるということです。・・・・・・・・・
この交通空白地域の交通対策は、今年の1月に西村・鈴木両福井市議とともに福井県庁・福井市役所に要望してきたことです。
当時のブログから・・・・・・・交通空白地域の交通対策について、福井県庁交通まちづくり課と、福井市交通政策室に1月12日に申し入れをおこないました。山田かずお参院予定候補、西村きみ子・鈴木しょうじゅ両福井市議とともに、私も参加しました。
県庁では交通まちづくり課の山内課長らが応対。わたしたちの要望にたいして、「県庁としても高齢者、限界集落の対策チームをつくり、検討してきた。高齢者の移動など課題の把握、対応をしてきた。島根県などはやる気のあるところを支援している。ご要望の福井市高須町もひとつの例として福井市とともに検討している」などの回答がありました。
福井市では、梅田交通政策室長らが応対。「本年度調査をすすめてきたが、平成22年度以降具体化していきたい。先進地事例も参考にして、地域が主体的に取り組める制度として、行政としては、財政支援を基本に考えていく」などの回答がありました。・・・・・・・
日本共産党も地元のみなさんとともに行政にはたらきかけ、実現することができました。このようなモデルは県内のほかの「交通空白地域」でも通用する地域も少なくないと思いますね。
その地域にあった支援を、福井県庁も市役所もつよめていただきたいと思いますし、わたしたちも、「北陸新幹線よりも、高齢化社会に対応した地域交通の充実」を提案してがんばっていきたいと思います。