前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井市が小中学校にエアコン設置、こどもの医療費助成・中卒までに拡充。決断を歓迎します!

2011年02月16日 | Weblog
  福井市が2013年度までの3ヵ年で、公立幼稚園・小中学校の全普通教室にエアコンと扇風機を設置すること、今年10月からこどもの医療費助成制度について現在小学3年までを中学3年までに拡大することを発表しました。

日本共産党や市民団体のみなさんがこれまで実現を求めていたことが大きく前進することになります。先日も西村きみ子、鈴木しょうじゅ市議とともに、東村市長への予算要望で、エアコン設置や医療費助成の拡大を要望したところでした。

東村市長の「決断」を歓迎します。福井県としても、このような現場の努力をきちんと応援する制度をつくるべきです。



NHK・・・・福井市当初予算 過去最大規模 02月15日  

福井市の来年度の当初予算案は、一般会計で1042億8200万円と今年度の当初予算に比べて約50億円、4.9%増えました。当初予算案の一般会計が1000億円を超えるのは初めてで過去最大規模の積極予算となっています。

主な新規事業では、3年かけて市内すべての小中学校の普通教室にエアコンを設置する事業の初年度として約6億円を計上しています。NHKの大河ドラマ「江」の放送にあわせ、福井市の柴田神社に江ら姉妹が住んでいた北庄城の模型を設置する事業も計画しています。

来年度の市税収入では、445億6000万円と今年度の当初予算をやや上回っていますが、市では自治体の貯金にあたる財政調整基金など12億円余り取り崩すほか、市債を今年度よりも2割余り多い、165億円発行するなどして収入を確保することにしています。
過去最大規模の予算を編成したことについて東村市長は、「景気を上向かせるために行政としてもう一押し必要だと考えて予算編成を行った」と述べました。・・・・・・・・


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   昨日は、街頭宣伝、女性のみなさんとの懇談会、薬剤師のみなさんとの懇談会、県庁へのTPP問題、大雪被害対策での申し入れなどでした。

懇談会では議席奪還・手づくりチョコもいただきました。ありがとうございました。
みなさんからは「高齢者の交通事故が多い。新幹線より交通弱者対応をすすめて、車がなくても生活を維持できるようにしてほしい」「スマイルバスも拡充してほしい」「若いひとにどう話を伝えていくのか。新聞とらない人も増えている」「除雪がゆきとどかなかった地域もあるようだが原因は」「県会議員が一人100万も使っていく海外視察の具体的な効果はあるのか」「こどもの医療費無料化は自治体によってまちまちで事務が大変。全県で中学卒業まで無料化してほしい」などなどの質問、要望などがあいついでだされました。
 せいいっぱいお答えさせていただきました。「今日は楽しかったです!」とおっしゃっていただけました。


県庁への申し入れは福井県農民連がおこなった交渉に同席させていただきました。玉村正夫会長や、金元直栄・永平寺町議、上原修一・敦賀市議ら認定農業者らが参加していました。
県側は向出企画参事、斎藤園芸畜産課長らが応対。

TPPに参加しないよう県としても取り組みを、との要請には「コメが9割減少。きわめて大きい影響です。知事としても要望書をだした。共産党の要望の際にも旭副知事が県の立場をお答えしている」などと回答。ぜひ、県として、JAなどとも連携して県民世論を高める役割をになっていただきたいものです。

大雪被害への支援の要望については、「なんらかのことを検討しなくてはならないと思っている。継続して農業をつづけることを後押しできたらいい」などと答え、県として救済対策に取り組む姿勢をしめしました。
今後、被害もさらに明らかになってくると思いますし、融雪による新たな被害もでるかもしれません。ぜひしっかり対応して、農業をつづけることを応援していただきたいと思います。