前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

医療費助成の拡大にお母さん大喜び。和布地区での懇談会。政界大動乱のなかの選挙戦。

2011年02月20日 | Weblog
    昨日は街頭宣伝、革新懇主催の団体懇談会で発言、懇談会などでした。
街頭宣伝では、子連れのおかあさんが「中学まで医療費助成が拡大されるのですか!嬉しい!」と喜んでいました。医療費助成の拡大や学校へのエアコンの設置・・・わたしたちが住民のみなさんとともに要求してきたことが大きく前進しました。「難しい」と役所が「回答」してきたことでも、粘り強い取り組みで変わります。これが日本共産党と住民のみなさんの力が「合力」される威力でしょうね。

革新民主団体の交流会では、革新懇の稲木信夫代表世話人がごあいさつ。私もいまの新幹線問題をめぐる状況や、従来の党派の垣根を超えて日本共産党への共感が拡がっていることなどを発言しました。
夜は、鈴木しょうじゅ市議のふるさと・和布地区での懇談会に参加しました。前回の市議選では集落のみなさんが一丸となって鈴木市議の誕生に大きな力を発揮してくださいました。昨夜もたくさんの方にお集まりいただきました。ありがとうございます。


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佐々木衆議院議員・・・・国会議事堂のなかは、騒然とし始めました。民主党のなかで「造反」が表面化したからです。――民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例単独衆院議員16人が、岡田幹事長あてに衆院会派からの離脱願を提出し、民主党に所属しながら別会派を“旗揚げ”したのです。

彼らが仮に採決で別行動を取ったばあい、どうなるか。民主党として処分するなら、党分裂の引き金を引くことになるかもしれない。処分できないと、反党行動が“黙認”されることになる。民主党は、大変なジレンマを抱えるでしょう。
それだけでなく、これは、まだまだ序曲にすぎないというのが一般的な見方です。予算関連法案が、国会を通らないとなると、3月危機、4月危機で内閣総辞職か解散・総選挙という声も、聞こえます。

議員会館から本館(議事堂)にむけて廊下を歩いていると、自民党の役員をしている議員達と、すれ違いました。彼らは、朝の会合を終えて、それぞれの事務所に戻るところなのでしょう。すれ違うたびに、明るい声で「おはよう!」と声をかけていくのです。
その一方で、民主党の議員は沈痛な思いのようで、言葉が少なめです。反小沢の急先鋒と目されている民主党議員は、エレベータのなかで「困った。困ったことだ」を連発していました。

いったいこれは、何なのでしょう。――あの2年前に見た政権末期の情景と、うり二つではありませんか。あの時も自民・公明政権は、舵取りできない袋小路に陥り、逆に野党の民主党は意気揚々としていたのです。自民党と民主党、二大政党の攻守入れ替わっただけではないか……。

――政権交代時に掲げていた「国民の生活が第一」「対等な日米関係」から、「米国・財界奉仕」に転換し、消費税増税と法人税減税、環太平洋連携協定(TPP)推進など、自民党時代にもできなかった悪政を推進しはじめた。このことが、国民から見放される最大の理由なのです。しかも、小沢一郎元代表の「政治とカネ」の問題で、民主党としてけじめをつけられない。このことに、国民の怒りが集中しているからです。

政界大動乱の兆候かもしれません。いよいよ、国民の立場に立ってスジを通す日本共産党の出番です。・・・・・・・・・



    政界大動乱のなかでの県議選となります。民主党の役員でありながら、民主党を語れない候補者も多いと聞きます。もちろん自民党もTPPへの賛否を本部が明らかにしないなど「争点かくし」で選挙をのりきろうとしています。
右往左往の政党ではなく、スジとおす日本共産党の議席回復こそ最大の「争点」ではないでしょうか。
   
   きたる3月13日 午後2時から福井市民福祉会館で演説会をおこないます。
山下よしき衆議院議員、わたし、西村・鈴木両市議があつく訴えます。ぜひ、ご参加ください。