前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

武田参院比例候補と宣伝。福井県議会、総合政策部、教育委員会などの決算審査。地域訪問活動

2015年10月23日 | 福井県政
  昨日は、参院比例の武田候補、福井選挙区の山田候補らとともに県庁前で宣伝行動。戦争法廃止の政府を、TPPでの安倍政権の裏切り許すな!などと訴えました。たくさんの激励ありがとうございました。
 ひきつづき、終日県議会決算委員会。夜は、後援会の方との地域訪問活動でした。あるお宅では訪問するとさっと手をだして握手をもとめられ激励されました。あるお寺さんでは、戦争法廃止の署名をしていただき、「高教組の北出先生といっしょに仕事をしていました。がんばって」と。
 戦争法廃止の署名もどんどん集まりますし、安倍政権がこのままでは日本が危うい、と福井県民の間でも政治の転換をもとめる声のひろがりを感じます。




 県議会決算委員会。
 総合政策部では、新幹線問題で若狭ルートではJR西社長は小浜線も並行在来線扱いで地元自治体で負担を、との報道をとりあげました。
福井県はこれまで「小浜線は並行在来線ではなく、新幹線若狭ルートでもJRが経営する」と県議会、県民に説明してきました。
 この大前提がおおきく崩れる新幹線計画推進は見直して当然です。



 また、福井駅西口の再開発でつくられる施設ハピリンの地下駐車場はマンション90戸の入居者の分もふくめて165台で、との説明。私は、「福井駅東口の160台の駐車場廃止は1月からではなく、せめてハピリンの駐車場がつかえる4月まで伸ばして、県民の便益を確保すべき」と求めました。

 県庁のインターネットでの発信についても質問。なんと、twitterアカウントはたったの11、facebookアカウントは38、との答弁。驚きました。SNS時代に県庁の情報発信が遅れているのではないでしょうか。

 
 教育委員会関係では、私が提案して実現した福井駅前と県立図書館などをむすぶフレンドリーバス事業については、昨年度の利用は64353人、図書館へは34532人で、1日平均200人程度、高校生以下の利用は38パーセント、とのことでした。

 また、特定の市町でつづけられている人権教育については、昨年の決算審査でも見直しの意見がだされていました。私も、「いわゆる同和問題で特定市町をしめして事業をつづけるのは見直すべき。国民県民の意識とも違う」と指摘しました。


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 昨日の福井新聞。原発もんじゅ。落第なら廃炉しかありません。税金たれ流しをやめましょう!





 原発再稼働に住民の意見が反映されているか、についてのNHKの調査。「「あまり反映されない」「まったく反映されない」は、高浜町であわせて56%と半数を超え、周辺地域では78%、30キロ圏外にある福井県の自治体で73%、などとなりました」

 こういう状況のママで、国や県が再稼動へすすむのは大問題ですね。

■NHK・・・“再稼働への意見反映されず”

 NHKが行った世論調査で、高浜原子力発電所の再稼働について住民の意見が反映されるかどうか尋ねたところ、高浜町では「あまり反映されない」「まったく反映されない」が、あわせて56%と半数を超えました。
NHKは、10月2日から3日間、高浜町と高浜町を除く高浜原発から30キロ圏の周辺地域、高浜原発から30キロ圏外にある福井県の自治体、それに、大阪市の4つの地域で、無作為に選ばれた20歳以上の計4837人のうち、約65%、3154人から回答を得ました。
この中で高浜原発の再稼働の決定に自分の意見が反映されるかどうか尋ねたところ、高浜町では「十分反映される」が4%、「ある程度反映される」が25%と、あわせて29%が反映されると回答しました。
一方「あまり反映されない」「まったく反映されない」は、高浜町であわせて56%と半数を超え、周辺地域では78%、30キロ圏外にある福井県の自治体で73%、などとなりました。
特に周辺地域では「まったく反映されない」と答えた人が37%と4つの地域で最も多くなりました。
科学技術と社会のあり方に詳しい大阪大学の平川秀幸教授は「賛成、反対によらず、再稼働の決定に住民の考えが反映される仕組みがない。時間がかかっても住民が意見を言える仕組みが必要だ」と話しています。

10月22日 10時00分