ある若手従業員の離職をきっかけに、なぜ離職という事象が起こってしまうのかをしばらく考えていた。
「離職率の高低は、企業と従業員とのマッチングによる。」というようなことがよく言われるが、もう少しブレイクダウンすると、「企業の成長性(期待度)」と「従業員の(自分自身の)成長志向性」との2軸4象限で整理できるのではないか。すなわち、
①企業の成長性“高” × 従業員の成長志向性“高”
⇒離職率“低”:企業も従業員も成長していく
②企業の成長性“高” × 従業員の成長志向性“低”
⇒離職率“高”:従業員は企業に付いていけなくなる
③企業の成長性“低” × 従業員の成長志向性“高”
⇒離職率“高”:従業員は企業を見限ってしまう
④企業の成長性“低” × 従業員の成長志向性“低”
⇒離職率“低”:企業も従業員も衰退していく
数年前までの当社は①の状況であっただろう。現在は③のフェーズになりかけていないか心配。おかげさまで採用については、このご時世でも何とか良い学生が採れているが、企業の今後の成長性というと相当頑張らなければいけない。そうでなければ、すぐに④の局面になってしまう。この負のスパイラルに陥ってしまうことは何としてでも避けなければならない。
採用・人材育成、改めて重要な仕事だと思う。
「離職率の高低は、企業と従業員とのマッチングによる。」というようなことがよく言われるが、もう少しブレイクダウンすると、「企業の成長性(期待度)」と「従業員の(自分自身の)成長志向性」との2軸4象限で整理できるのではないか。すなわち、
①企業の成長性“高” × 従業員の成長志向性“高”
⇒離職率“低”:企業も従業員も成長していく
②企業の成長性“高” × 従業員の成長志向性“低”
⇒離職率“高”:従業員は企業に付いていけなくなる
③企業の成長性“低” × 従業員の成長志向性“高”
⇒離職率“高”:従業員は企業を見限ってしまう
④企業の成長性“低” × 従業員の成長志向性“低”
⇒離職率“低”:企業も従業員も衰退していく
数年前までの当社は①の状況であっただろう。現在は③のフェーズになりかけていないか心配。おかげさまで採用については、このご時世でも何とか良い学生が採れているが、企業の今後の成長性というと相当頑張らなければいけない。そうでなければ、すぐに④の局面になってしまう。この負のスパイラルに陥ってしまうことは何としてでも避けなければならない。
採用・人材育成、改めて重要な仕事だと思う。