数日前から我が家の裏の空き地の建築工事が始まった。隣の病院の病棟の増築工事である。
着工前にゼネコンが挨拶に来て、「工事に入る前に、家の屋内外の写真を撮影させてほしい。」という申し出があった。近隣家屋が工事によりいかなる影響を受けたか否かを判断するために、資料を作成したいとのこと。承諾するとすぐに、家屋調査の業者が来て、外観から屋内の隅々までをチェックしながら写真を撮っていく。
神戸の業者だったが、「阪神大震災以降、この仕事はわりと当たり前のようにやってますねん。」ということだった。震災でダメージを受けている家屋が多く、隣近所で工事があると、家屋の損傷が震災によるものか、その工事で影響を受けたものか判断がつきにくく、トラブルになることが多い。それで工事前に従前の状況を記録しておいて、工事後一箇所一箇所見比べてその影響を最終確認するらしい。
数日後、そのゼネコンから報告書が届いた。ページにして120P、写真は300枚以上ある。築25年の我が家、外壁から部屋の中まで相当小さなヒビがあるなあ。
今朝、ウォーキングの帰り、工事の様子を見ながら、我が家の外回りをチェックしていた。すると外壁で今まで気付いてなかった欠けている部分を発見。急いで家内を呼んで、「壁のここんとこ欠けてなかったよなあ。」。家内も「こないだから大きい工事車両が出入りしてたから当たったんちゃう!?」と大騒ぎ。それで早速件の報告書をチェック。当該箇所は工事前の損傷として写真があるのか?すると…、しっかり写真があった。ちゃんと従前のものとして記録されていたのである。
なるほど、調査報告書はこういうふうに役立つんやね。確かに疑心暗鬼になる前に判断の拠り所になる。
後で大きなトラブルが起きないよう、事前にきっちりと手間をかけておく。段取力ってやつか、良い仕事の進め方だと思った。
着工前にゼネコンが挨拶に来て、「工事に入る前に、家の屋内外の写真を撮影させてほしい。」という申し出があった。近隣家屋が工事によりいかなる影響を受けたか否かを判断するために、資料を作成したいとのこと。承諾するとすぐに、家屋調査の業者が来て、外観から屋内の隅々までをチェックしながら写真を撮っていく。
神戸の業者だったが、「阪神大震災以降、この仕事はわりと当たり前のようにやってますねん。」ということだった。震災でダメージを受けている家屋が多く、隣近所で工事があると、家屋の損傷が震災によるものか、その工事で影響を受けたものか判断がつきにくく、トラブルになることが多い。それで工事前に従前の状況を記録しておいて、工事後一箇所一箇所見比べてその影響を最終確認するらしい。
数日後、そのゼネコンから報告書が届いた。ページにして120P、写真は300枚以上ある。築25年の我が家、外壁から部屋の中まで相当小さなヒビがあるなあ。
今朝、ウォーキングの帰り、工事の様子を見ながら、我が家の外回りをチェックしていた。すると外壁で今まで気付いてなかった欠けている部分を発見。急いで家内を呼んで、「壁のここんとこ欠けてなかったよなあ。」。家内も「こないだから大きい工事車両が出入りしてたから当たったんちゃう!?」と大騒ぎ。それで早速件の報告書をチェック。当該箇所は工事前の損傷として写真があるのか?すると…、しっかり写真があった。ちゃんと従前のものとして記録されていたのである。
なるほど、調査報告書はこういうふうに役立つんやね。確かに疑心暗鬼になる前に判断の拠り所になる。
後で大きなトラブルが起きないよう、事前にきっちりと手間をかけておく。段取力ってやつか、良い仕事の進め方だと思った。