『大阪伝承地誌集成』(三善貞司著、清文堂)を買った。
「買った」である、「読んだ」ではない。なにせ頁数1,442ページ(値段は18,900円)。大阪府域に伝わる奇談・寺社縁起・芸能・遺跡遺物・人物など万般にわたる伝承と地誌3,575項目が収録してある。索引は大阪市の各区から「あいうえお順」で並んでいる。わが阿倍野区は旭区に続いて2番目。取り急ぎ旭区と阿倍野区だけは読んだ。読了まではまだまだ時間がかかりそう。でも焦らず少しずつ味わって読み進めていきたい。
筆者は元府立池田高校の教諭。本書は、仕事の傍ら約50年の歳月をかけて大阪中を歩き回り集めたまさにお宝情報の集成であり、後世に残る「なにわの文化遺産」であろう。
同じコンセプトを切り口だけ少しずつ変えながら、何種類もの似たような単行本を連発する拝金主義の某学者やコンサルタントは三善氏の仕事のやり方を少しでも見習うべきである。
「買った」である、「読んだ」ではない。なにせ頁数1,442ページ(値段は18,900円)。大阪府域に伝わる奇談・寺社縁起・芸能・遺跡遺物・人物など万般にわたる伝承と地誌3,575項目が収録してある。索引は大阪市の各区から「あいうえお順」で並んでいる。わが阿倍野区は旭区に続いて2番目。取り急ぎ旭区と阿倍野区だけは読んだ。読了まではまだまだ時間がかかりそう。でも焦らず少しずつ味わって読み進めていきたい。
筆者は元府立池田高校の教諭。本書は、仕事の傍ら約50年の歳月をかけて大阪中を歩き回り集めたまさにお宝情報の集成であり、後世に残る「なにわの文化遺産」であろう。
同じコンセプトを切り口だけ少しずつ変えながら、何種類もの似たような単行本を連発する拝金主義の某学者やコンサルタントは三善氏の仕事のやり方を少しでも見習うべきである。