これまでの阪神の監督は大きく分けて二つのタイプがあると思う。
①現役時代からタイガース一筋の生え抜き選手だった(吉田義男、中村勝弘、村山実等)
②他球団で選手・コーチ・監督等を務めその実績から招聘された(星野仙一、野村克也、中西太等)
真弓明信はそのどちらにも当てはまらない。もともとはいわゆる“外様”選手で監督経験ももちろんない。1979年、阪神-田淵・古沢vsクラウンライター-竹之内・若菜・真弓の大型電撃トレードで阪神へ移籍。竹之内はその独特のバッティングスタイルで、若菜は田淵なきあとの生捕手として早々に中心選手として活躍、真弓は彼ら二人に比べ最初は地味な印象だった。でも結局一番長く現役生活を努めたのは彼である。
トレード、首位打者、85年日本一(最強の一番バッター)、内野から外野へのコンバート(今思えば皮肉な話だが岡田の影響で押し出されたカタチ)、晩年は代打の神様、引退後は他球団である大阪近鉄バファローズで打撃コーチ(2000年優勝)、野球解説者・・・。決して絵に描いたようなエリートではない、むしろ波乱万丈の野球人生ではないか。球団フロントは上記の二パターンに大別できない真弓の幅広いキャリア・経験値を評価したのだと思う。
これから先数年、タイガースは相当厳しい時期を迎えるだろう。金本、下柳、矢野、桧山といった大ベテランはもうそれほど永く第一線での活躍は期待しにくい(むしろ頼ってはいけない)。新井、今岡、赤星、関本、安藤、福原といった中堅どころも今からの上積みは難しい。若手のブレイクと確かな補強が必要となってくる。そういった戦力をいかに活用しチームビルディングしていくか、そこは“野球経験値”の多い新監督の手腕の発揮どころである。ルックスも抜群でキャラクターも爽やか、来年再改装される新甲子園で新監督のパフォーマンスを大いに期待したい。頑張れ真弓!偉大なる前任者を超えてくれ!
①現役時代からタイガース一筋の生え抜き選手だった(吉田義男、中村勝弘、村山実等)
②他球団で選手・コーチ・監督等を務めその実績から招聘された(星野仙一、野村克也、中西太等)
真弓明信はそのどちらにも当てはまらない。もともとはいわゆる“外様”選手で監督経験ももちろんない。1979年、阪神-田淵・古沢vsクラウンライター-竹之内・若菜・真弓の大型電撃トレードで阪神へ移籍。竹之内はその独特のバッティングスタイルで、若菜は田淵なきあとの生捕手として早々に中心選手として活躍、真弓は彼ら二人に比べ最初は地味な印象だった。でも結局一番長く現役生活を努めたのは彼である。
トレード、首位打者、85年日本一(最強の一番バッター)、内野から外野へのコンバート(今思えば皮肉な話だが岡田の影響で押し出されたカタチ)、晩年は代打の神様、引退後は他球団である大阪近鉄バファローズで打撃コーチ(2000年優勝)、野球解説者・・・。決して絵に描いたようなエリートではない、むしろ波乱万丈の野球人生ではないか。球団フロントは上記の二パターンに大別できない真弓の幅広いキャリア・経験値を評価したのだと思う。
これから先数年、タイガースは相当厳しい時期を迎えるだろう。金本、下柳、矢野、桧山といった大ベテランはもうそれほど永く第一線での活躍は期待しにくい(むしろ頼ってはいけない)。新井、今岡、赤星、関本、安藤、福原といった中堅どころも今からの上積みは難しい。若手のブレイクと確かな補強が必要となってくる。そういった戦力をいかに活用しチームビルディングしていくか、そこは“野球経験値”の多い新監督の手腕の発揮どころである。ルックスも抜群でキャラクターも爽やか、来年再改装される新甲子園で新監督のパフォーマンスを大いに期待したい。頑張れ真弓!偉大なる前任者を超えてくれ!