『おじさん的思考』・『期間限定の思想(おじさん的思考2)』(内田樹著、晶文社)、2冊同時に読む。
どちらも著者が雑誌の連載や自身のHP「内田樹の研究室」で掲載している内容を中心に編集したものである。実際その著作はHPやブログをまとめたものが多い。ブログは無料で閲読できるのだが、やはり読書は手に本の重みを感じながら、指でページをめくりながら、必要な箇所には折り目をつけたりマーカーで線を引いたりしながらするものである。だから本も買う。内田先生の場合、ブログそのものが単行本のPRかつプレビューの役割を担う。
最近、グーグルが数年前から米国で進めている図書館の蔵書の“中身”をデータベース化するサービスが日本の書籍も対象になるということで、著作権のあり方をめぐり日本書籍出版協会や日本文芸家協会が大騒ぎしているというニュースがよく取り上げられている。内田先生は新聞のインタビューや自身のブログでいち早く賛成の意を表明している。「(今回のグーグルのサービスのように)読者が私のテクストに触れる機会を最大化するあらゆる措置に賛成」、「自分の場合は、『一円でも多く稼ぎたい』というより『一人でも多くの人に読んでほしい』ということの方が優先する」。
と言いつつ商売的にもベストセラー連発。才能に溢れる人は余裕である(^_^;)
どちらも著者が雑誌の連載や自身のHP「内田樹の研究室」で掲載している内容を中心に編集したものである。実際その著作はHPやブログをまとめたものが多い。ブログは無料で閲読できるのだが、やはり読書は手に本の重みを感じながら、指でページをめくりながら、必要な箇所には折り目をつけたりマーカーで線を引いたりしながらするものである。だから本も買う。内田先生の場合、ブログそのものが単行本のPRかつプレビューの役割を担う。
最近、グーグルが数年前から米国で進めている図書館の蔵書の“中身”をデータベース化するサービスが日本の書籍も対象になるということで、著作権のあり方をめぐり日本書籍出版協会や日本文芸家協会が大騒ぎしているというニュースがよく取り上げられている。内田先生は新聞のインタビューや自身のブログでいち早く賛成の意を表明している。「(今回のグーグルのサービスのように)読者が私のテクストに触れる機会を最大化するあらゆる措置に賛成」、「自分の場合は、『一円でも多く稼ぎたい』というより『一人でも多くの人に読んでほしい』ということの方が優先する」。
と言いつつ商売的にもベストセラー連発。才能に溢れる人は余裕である(^_^;)