会社のメンバーで飲んでいる時に、とある組織での先輩の人間関係の話になった。
Aさんはその組織の二番手ポジション。激情型のキャラクターである。そこへ同期のBさんが上司として異動してきた。もともとAさんはBさんの実力をそれほど認めているわけでない(らしい)。若い頃は一緒に仕事をしてたこともあったそう。そんなわけでAさんは荒れた。事ある毎にBさんへ反目したり、仕事上大切な情報を伝えなかったり、というようなことで、Bさんもマネジメント上相当困っているらしい。
そんな話をしながら、われわれの中では「Aさんアホやのお。今時上司が同期や後輩やって、なんぼでもあることやのに。もう少し大人になれんか」、というような意見が大勢を占めた。すると一人が「自分はでけへんけど、ありのままに感情をさらけ出せるのは羨ましいわ。Aさんの態度はある意味ごっつい人間臭いんとちゃう?」と問いかけてきて、全員が「う~ん」となった。
組織貢献とか管理とかが優先し、個人がその中で上手く合わせていく、という風潮がある。成長を前提とした経済が終焉し、ギラギラした個性を持った社員が特に中堅クラス以下に少なくなってきている。
あるプロ野球解説者が、「最近は投手交代を告げられてミットを叩きつける、あるいは代打を告げられてバットを放り投げるような、自分の気持ちや感性を前面に出すような選手がいなくなった。みな良い子ちゃんばかりだ」。というようなことを言っていた(昔、駒田は代打を告げられてそのまま球場を出て帰ってしまった、ということがあったな)。
Aさんの振る舞いは決して褒められることではない。企業人としてBさんの部下であるという立場を認識し、組織貢献という名目で業務をこなしていく必要がある。ただ、そういう中でも自分の個性を埋没させない、矜持を保ち自分を光らせる姿勢を持ち続けるということは、大切なことなんじゃないかと思う。
バカ話の途中、少し立ち止まって考えさせられた一瞬。
Aさんはその組織の二番手ポジション。激情型のキャラクターである。そこへ同期のBさんが上司として異動してきた。もともとAさんはBさんの実力をそれほど認めているわけでない(らしい)。若い頃は一緒に仕事をしてたこともあったそう。そんなわけでAさんは荒れた。事ある毎にBさんへ反目したり、仕事上大切な情報を伝えなかったり、というようなことで、Bさんもマネジメント上相当困っているらしい。
そんな話をしながら、われわれの中では「Aさんアホやのお。今時上司が同期や後輩やって、なんぼでもあることやのに。もう少し大人になれんか」、というような意見が大勢を占めた。すると一人が「自分はでけへんけど、ありのままに感情をさらけ出せるのは羨ましいわ。Aさんの態度はある意味ごっつい人間臭いんとちゃう?」と問いかけてきて、全員が「う~ん」となった。
組織貢献とか管理とかが優先し、個人がその中で上手く合わせていく、という風潮がある。成長を前提とした経済が終焉し、ギラギラした個性を持った社員が特に中堅クラス以下に少なくなってきている。
あるプロ野球解説者が、「最近は投手交代を告げられてミットを叩きつける、あるいは代打を告げられてバットを放り投げるような、自分の気持ちや感性を前面に出すような選手がいなくなった。みな良い子ちゃんばかりだ」。というようなことを言っていた(昔、駒田は代打を告げられてそのまま球場を出て帰ってしまった、ということがあったな)。
Aさんの振る舞いは決して褒められることではない。企業人としてBさんの部下であるという立場を認識し、組織貢献という名目で業務をこなしていく必要がある。ただ、そういう中でも自分の個性を埋没させない、矜持を保ち自分を光らせる姿勢を持ち続けるということは、大切なことなんじゃないかと思う。
バカ話の途中、少し立ち止まって考えさせられた一瞬。