『龍馬伝』を見ていると、さすがに大河ドラマだけあって俳優陣がかなり豪華である。普段はまったくTVドラマを見ないので、若手俳優の顔と名前もこの機会に一挙に知れる。
その中で注目は『龍馬伝』の中で千葉佐那を演じていた貫地谷しほり。ドラマの中の役柄が良いので贔屓目に見てしまっているかもしれないが、非常に演技の上手い女優である。ある意味天才肌。
彼女の「出世作」は3年前のNHK朝の連ドラ『ちりとてちん』。もちろん見ていなかった。DVDが出ているが、半年に渡り放映していた分を全話見るのはさすがにきついので、総集編をK君に焼いてもらいそれを見る。前編・後編のDVD2枚組み、合わせても3時間強。上手く編集してあるので、要約版でもストーリーは十分理解できる。
主人公・徒然亭若狭(和田喜代美)を演じる貫地谷しほりの演技はこの頃から輝いている。千葉佐那とはまた違う絶妙の二枚目半(佐那も兄・重太郎とのやりとりでは少しその片鱗を見せるが)。ストーリーも落語家や寄席小屋をめぐる物語なので、結構私の好きな世界。もともと高視聴率を誇っていたドラマらしいが、いかにもNHKらしく、すべてがハッピーエンドで、安心感のある面白さだった。
ドラマの中ではいくつか古典落語が登場する。『崇徳院』、『愛宕山』、そしてドラマのタイトルである『ちりとてちん』。恥ずかしながら上方落語『ちりとてちん』は知らなかった。実はこれ、江戸落語でいうところの『酢豆腐』なのだ。生粋の関西人なのに、落語に関してはほとんど江戸落語しか聴かないので、上方で演じられるときの演目がよく分からない。ドラマの中では主人公若狭が師匠の徒然亭草若に最初に稽古を付けてもらったネタとなっていたが、それにしても初めてのネタが『ちりとてりん(酢豆腐)』とは・・・。結構グロいネタなんやけどなあ、まあ言葉の響きがカワイイからいっか。
その中で注目は『龍馬伝』の中で千葉佐那を演じていた貫地谷しほり。ドラマの中の役柄が良いので贔屓目に見てしまっているかもしれないが、非常に演技の上手い女優である。ある意味天才肌。
彼女の「出世作」は3年前のNHK朝の連ドラ『ちりとてちん』。もちろん見ていなかった。DVDが出ているが、半年に渡り放映していた分を全話見るのはさすがにきついので、総集編をK君に焼いてもらいそれを見る。前編・後編のDVD2枚組み、合わせても3時間強。上手く編集してあるので、要約版でもストーリーは十分理解できる。
主人公・徒然亭若狭(和田喜代美)を演じる貫地谷しほりの演技はこの頃から輝いている。千葉佐那とはまた違う絶妙の二枚目半(佐那も兄・重太郎とのやりとりでは少しその片鱗を見せるが)。ストーリーも落語家や寄席小屋をめぐる物語なので、結構私の好きな世界。もともと高視聴率を誇っていたドラマらしいが、いかにもNHKらしく、すべてがハッピーエンドで、安心感のある面白さだった。
ドラマの中ではいくつか古典落語が登場する。『崇徳院』、『愛宕山』、そしてドラマのタイトルである『ちりとてちん』。恥ずかしながら上方落語『ちりとてちん』は知らなかった。実はこれ、江戸落語でいうところの『酢豆腐』なのだ。生粋の関西人なのに、落語に関してはほとんど江戸落語しか聴かないので、上方で演じられるときの演目がよく分からない。ドラマの中では主人公若狭が師匠の徒然亭草若に最初に稽古を付けてもらったネタとなっていたが、それにしても初めてのネタが『ちりとてりん(酢豆腐)』とは・・・。結構グロいネタなんやけどなあ、まあ言葉の響きがカワイイからいっか。