物部の森

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日記風に書いてます。

大谷君、日本ハム入り決定

2012年12月10日 | Weblog
 大リーグ行きを表明していた花巻東の大谷君が、一転日本ハム入り。彼は良い選択をしたと思う。
 もちろん、活躍が保証されたわけではない。菊池雄星のような例もある。でも、何も知らずにアメリカに渡っても、1Aや2Aなんて、移動は長距離バスなど、劣悪な環境の中で貧しい中南米から来たハングリーなヤツらとの生存競争が待っている。日本だと2軍でも十分快適な環境で練習できる。多額の契約金で、当面の間日常生活も問題なく送れるはずだ。 初めから、野球以外の面でハンディキャップを背負うことはない。日本で一流になってから渡米すればよい。
 それにしても日本ハムはよく説得したな。「可能性ゼロ」と断言していた本人の意思をひっくり返すのだから大したものだ。
 日ハムが彼との入団交渉において提示した資料のタイトルと目次がスポーツ新聞に掲載されていた。

大谷翔平君 夢への道しるべ
~日本スポーツにおける若年期海外進出の考察~

目次
(1)大谷選手の夢の確認
-1 大谷選手の希望、達成比較
-2 MLBトップまでの道のり
(2)日本野球と韓国野球、メジャー挑戦の実態
-1 日本野球、メジャー選手一覧
-2 日本人メジャー選手のキャリア一覧
-3 韓国野球、MLB進出実態
-4 韓国人メジャー選手中の高卒⇒メジャー選手の実績
-5 韓国人メジャー選手のキャリア一覧
-6 日本野球、その他のアマチュア⇒MLB挑戦者一覧
-7 日本、韓国野球 メジャーにおける活躍状況まとめ
(3)日本スポーツにおける競技別海外進出状況
-1 競技別海外進出傾向の違い
-2 競技別海外進出の傾向 ◇各競技レーダーチャート
-3 若年期海外進出が向いている競技
-4 若年期海外進出理由の競技別適正
(4)世界で戦うための日本人選手の手法
-1 日本サッカー 海外移籍組のキャリア一覧
-2 日本人らしい育成項目
-3 『global(世界の)』ではなく、『international(多国間の)』で戦う
◇結論
  ◇最後に

 目次を見るだけでしっかり構成されていると感じる。優秀なビジネスマンが作成した資料だと想像される。やっぱり難易度の高い交渉では、これくらいの準備をしておかないと。
 一般論としても興味がある。中身を読んでみたい。日ハムはこれを本にして是非、売りに出そう。
コメント (1)
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