『読書の技法』(佐藤優著、東洋経済新報社)を読む。
元外務省主任分析官・佐藤氏が自身の読書法を紹介する。
蔵書は4万冊(書斎の写真も掲載されている)、月平均300冊は目を通すらしい。「目を通す」とあるように、当然速読術を活用している。「超速読(一冊5分)」、「普通の速読(一冊30分)」、「熟読(3回は繰り返し読み、ノートも作る)」とノウハウが3種類に分けて書いてある。大体知っているようなことだ。
大切なことは(超)速読をする場合には、当該分野の基礎知識がないとダメということ。それにより、知っているところは飛ばし、必要なところだけを拾って読むことができるのだ。政治・経済・倫理などの「現代社会」については、高校の教科書や参考書を活用すると効率よく体系的に勉強できるという。
大学受験が終わってからすぐに、参考書や問題集などを捨てて、高校3年のときの担任T先生にそのことを話すと、「もったいないなあ。置いといたら絶対に役に立つのに」と言われたことを思い出した。恩師の言う通りだった。
元外務省主任分析官・佐藤氏が自身の読書法を紹介する。
蔵書は4万冊(書斎の写真も掲載されている)、月平均300冊は目を通すらしい。「目を通す」とあるように、当然速読術を活用している。「超速読(一冊5分)」、「普通の速読(一冊30分)」、「熟読(3回は繰り返し読み、ノートも作る)」とノウハウが3種類に分けて書いてある。大体知っているようなことだ。
大切なことは(超)速読をする場合には、当該分野の基礎知識がないとダメということ。それにより、知っているところは飛ばし、必要なところだけを拾って読むことができるのだ。政治・経済・倫理などの「現代社会」については、高校の教科書や参考書を活用すると効率よく体系的に勉強できるという。
大学受験が終わってからすぐに、参考書や問題集などを捨てて、高校3年のときの担任T先生にそのことを話すと、「もったいないなあ。置いといたら絶対に役に立つのに」と言われたことを思い出した。恩師の言う通りだった。