物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

【DVD】古今亭志ん朝全集下

2008年10月16日 | Weblog
 春に発売された上巻に続いて、下巻が発売されたのでアマゾンで購入。上巻同様DVD8枚組、22演目が収められている。早速3枚目の初めの演目「黄金餅」を見た。主人公の金兵衛が遺体を寺まで運ぶ道中に沿って、江戸の地名を数十個スラスラと並べ立てる“道中づけ”に引き込まれる。あり得ないナンセンスなストーリーだが私のお気に入りの噺である。他にも聴いたことのない演目が結構ある。時間があるときに一つずつゆっくりと鑑賞したい。
 DVDとは別に立派な装丁の解説書も付いている。その中の「思い出の古今亭志ん朝」という章では、各界の著名人が志ん朝に対する思いを述べている。山田洋次、中村勘三郎、黒柳徹子、村松友視、椎名誠、中野翠、久米宏、永六輔、そして立川談志。一流に対する目利きのできる人物ばかりだ。
 久米宏はニュースステーションの対談コーナー「最後の晩餐」に志ん朝に出てもらったのが、本人の最後のTV出演だったということで、亡くなったときのショックの大きさを語っている。また談志の最後の部分がイイ。



  もし家元(談志)が金を払って落語を聴かなきゃならなかったら、志ん朝一人だ。
  この話は、彼の耳にも入っていると思う。オイ、志ん朝、二人で愚痴をいおうか。
  もうすぐだよ。
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釣り

2008年10月15日 | Weblog
 月曜日(祝)は、家族で南港の海釣り公園へ釣りに出かけた。前日(いや当日)寝たのが朝5:30AMという超不規則生活だったので、私の起床が8:30AMになってしまい、釣りとしては遅めのお出かけ。海釣り公園に着くと、素晴らしい天候のため、公園の堤防(釣り場)はほとんどスペースがない。やっとこさ空いている所を見つけて始めたのが10:30AM過ぎ。早朝のオイシイ時間帯は終わっていて、まったく魚影が見えない。2時間くらい糸を垂らすも“坊主”。まわりの人たちも同様であった。
 前回春に西宮方面で、子供たちにとって初めて海釣りをした時も“坊主”で、彼らには「釣り=面白くない退屈なモノ」のイメージが出来上がりつつある。早いうちに釣果を出さないと「もうやれへん」って言うやろなあ。初期段階で成功体験を積ませる必要があるというのは新人教育と一緒やで・・・。
 近いうちに早朝出かけて再々チャレンジするか。
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「&and」へ行ってきた

2008年10月14日 | Weblog

 先ごろオープンした天王寺の「&and」へ行く。特に買いたい物とかはなかったのだが、ご近所の新規の商業施設ということで、とりあえずチェックしておこうと、中のショップを覗いてまわった。

 核テナントとしてLoftと無印良品が入っている。「&and」の事業主は近鉄百貨店なので、向かいの同じく近鉄系の商業施設『Hoop』から両店とも移転させてきたのである。そして「Hoop」の中のLoft、無印移転後の空いている床には、別のテナントが当然入ることになるのだろう。こちらは大規模改築および新築する近鉄百貨店から“玉突き”で持ってくることになるんかな?近鉄百貨店の新館が完成するまでの数年間、この辺の床のオペレーションは非常に難しいだろう。

 先日高島屋と阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが経営統合することが発表された。 数年前にそごうと西武がミレニアムリテイリングとなり、その後同社はセブン&アイ・ホールディングスの完全子会社化された。また大丸と松坂屋が経営統合してJ・フロントリテイリングが昨年9月に発足したほか、三越と伊勢丹も今年4月に経営統合して、三越伊勢丹ホールディングスが誕生した。

 そういった中で近鉄百貨店は(もちろん何かしらの水面下の動きはあるのかもしれないが)、現在のところ独自路線を歩んでいる模様。わが地元の百貨店として是非頑張ってほしいものである。

 

  そして再編の動きが活発化している百貨店業界へ一言。

 

 

なんやねんっ!?

リテイリング」とか「ホールディングス」とか?

「百貨店(ひゃっかてん)」でええやんっ!

 

 

 

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御堂筋ストリート陸上

2008年10月13日 | Weblog
 12日、御堂筋kappoの一環で「御堂筋ストリート陸上」イベントが開催され、場内整備係のボランティアとして参加。朝原選手や為末選手が出場するとあって、第一部・第二部とも会場は超満員。あらためてオリンピック効果、銅メダル効果を感じた。
 御堂筋の真ん中にアンツーカーの仮設トラックを敷設し、そこで、スタート技術の解説や、こどもとの競争、エキシビジョン、メダルを掛けながらのウィニングランなど、出し物も盛りだくさんで、家族連れを中心に観客も非常に喜んでいた。
 朝原選手自らが本大会の「実行委員長」という立場であり、走るだけでなく、自らマイクを持ってMCをしたり、一緒に走る子供を場内から指名したりと大活躍。
 そして最後は本人から締め、御礼の挨拶。いつもながら彼のコメントには、視野の大きさや視座の高さを感じる。自分の実績がどうこうよりも、純粋に陸上競技が、スポーツが世の中にもっと認知され、それを通じて(彼の言葉をそのまま借りれば)「人々が少しでも勇気や元気を持ってくれれば嬉しい」というのが本意だという。以前からずっとその一貫したビジョンを掲げ、アスリートとしての自分を高めてきた。人生において「大きな絵を描く」ことがいかに大切かをつくづく思い知らされる。
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【書籍】生きるなんて

2008年10月12日 | Weblog
 『生きるなんて』(丸山健二著、朝日文庫)を読む。

 全編、読者にとって決して耳障りの良くない厳しい言葉が並んでいる。丸山健二が突きつけるのは、見も蓋もないこの世の「現実」そのものである。悩んでいるときに読むと、心を抉るような文章に鼓舞させられるか、余計に落ち込むかどちらかだろう。私は半分以上は「それは違う・・・」などと思いながら、結構冷静に読めた。「生きるなんて」、「才能なんて」、「親なんて」、「友人なんて」、「戦争なんて」、「死ぬなんて」・・・。人生における根源的な問いについて他者に教えを請うのは、謙虚ではなく怠惰である。筆者も結局のところ「訊けば訊くほどわからなくなる。」と述べている。正解は常に自分の中にある。要はそれをどう引き出すかだ。





「タイガースなんて」・・・。いかん、やっぱり引きずっている。

とりあえず最終戦快勝おめでとう&今シーズンご苦労さま。
岡田監督、このタイミングで「辞意表明」はしてほしくなかったなあ。
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敗者の弁

2008年10月11日 | Weblog

 金曜日、ミナミの焼きトンの店「ええもん家」でT先輩、M君と飲む。相変わらずここの豚は美味いわ。初めて行くTさんからは、「俺、豚にはうるさいでぇ。」とプレッシャーをかけられていたが、「マジで美味い!」とのコメント

 それで途中、携帯でプロ野球速報をチェックしていると・・・。ガーンジャイアンツ優勝してもうたがなあぁ!「メイク・レジェンド」とか言うてるし。

 しかしこんなカタチになってしまうなんて、7月には考えられなかった。このブログでも思いっきり「上から目線」の記事書いてたしなあ。いや、ほんと上原さんと二岡さんには謝っときます。

 

 ※ご参考(今読むとチョー恥ずかしい・・・)

   7月21日 タイトル [上原でいい]

     http://blog.goo.ne.jp/mojan-mm/s/%BE%E5%B8%B6

   7月22日 タイトル [二岡でいい]

     http://blog.goo.ne.jp/mojan-mm/s/%C6%F3%B2%AC

 

 でもまだクライマックスシリーズがあるからね。そこでは日本シリーズ進出をかけてわが中日ドラゴンズが・・・、あ、いや、ちがう!阪神タイガースがきっちりとお返しさせていただきますんでヨロシク

 

 

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ノーベル賞(残念編)

2008年10月10日 | Weblog

 ノーベル文学賞はフランスの作家、ジャン・マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ氏が受賞。何者?? 村上春樹またも落選か…。毎年期待されてるんやけど。『ノルウェイの森』があかんかったんかな?『スウェーデンの森』にしとくべきだったかも。まあこんなん持ち回りやから、また日本(アジア)に順番まわってきた時に取れるでしょう。

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ノーベル賞

2008年10月09日 | Weblog
 2008年のノーベル賞は小林誠、益川敏英、南部陽一郎の3氏が物理学賞を受賞、下村脩氏が化学賞を受賞した。ここ数日、日本全体が非常に盛り上がっている。下村氏は住吉高校出身。日経の夕刊には同校で教頭を務めるわが恩師の喜びの声が掲載されていた。後でメールしよっと。
 南部氏は物理に明るくない私でさえ名前を知っている著名な教授である。ずっとノーベル賞候補と言われてきたが、対象となる研究論文が発表されてから随分と年月が経っての受賞というのはどういうことだろう(その辺の選考基準がよー分からん)?
 新聞などには、研究内容について掲載されてたりするが、我々素人は本人たちの業績について、必要以上に詳しく知る必要はない。それよりもそういった偉業をどのように成しえたのか、その努力や思考の過程、もっと言えば氏たちのキャリアや人生観、生きざまみたいなものをメディアはきっちりと伝え、我々はそれをロールモデルとして学ぶ必要があると思う。
 ポプラ社さんへ。エジソンやナイチンゲールの伝記も結構だが、子供向けに近年の日本人ノーベル賞受賞者の伝記もそろそろ出版されてはいかが?子供の頃の愛読書だった『湯川秀樹』以降発刊されてないのは「頭のいい国ニッポン」大好きな私としては非常に寂しいです。
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少し行動パターンを変えただけで

2008年10月08日 | Weblog
 朝5時起床。読めてなくて置いていた日経新聞に1時間ほどかけてすべて目を通す。そろそろウォーキングに出ようかと思って準備をしていると、いつもは朝寝坊の二男が起きてきた。「一緒に散歩するか?」と聞くと「うん。」早朝に一緒に散歩するなんて初めてのことである。
 息子たちが通っている小学校(そしてもちろん私の母校)の前を通って、すぐ近くの市営住宅まで歩く。物心付いたときにはもう建っていたので築40年以上にはなるだろうか。「ここはお父さんの友達がいっぱい住んでて、よー遊んだマンションや。」「ふーん、そうなん!?」仲の良かったC君も今は寝屋川に住んでいて、現住人で知ってる人は誰もいない。「中入ろか!?」ということになり、恐々エントランスに侵入。古いマンションなので管理人とかは一切いない。「うわぁ~!昔のままやでぇ!」約30年ぶりだが共用エリアのたたずまいは変わっていない。そのままエレベーターに乗って最上階11階へ上がる。エレベーターホールの窓から見る外の景色も、一部高層マンションが見えるが、ほぼ昔のまま、とにかく懐かしい。
 しかしこの空間に、40歳になった自分が息子と二人でいてるなんて非常に感動的かつ変な気持ちであった。少し行動パターンを変えただけで新しい何かがある。今日は一日気分が良かった。
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エアロスミス

2008年10月07日 | Weblog
昨日T・REXやエアロスミスのことを少し書いてて、インパルスのショートコントを思い出した。
(イロモネアか何かでやってたやつ)


「なんでそんなに目が大きいのぉ?」
「それはねぇ、お前の顔をよく見たいからだよ。」

「なんでそんなに耳が大きいのぉ?」
「それはねぇ、お前の声をよく聞きたいからだよ。」

「なんでそんなに口が大きいのぉ?」
「それはねぇ・・・、エアロスミスの親戚だからだよぉ~!ガオォ~!!」


観客の若い女の子たちにわりとウケていた。意味分かってるんかなぁ?




(さ、こんなくだらないネタでブログ連続投稿記録更新だ・・・)
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息子の興味

2008年10月06日 | Weblog
 前に小学校時代の友人A君と飲んでいたら、子供の趣味の話になった。A君は若くして子供を持ったので長男はもう中学生。その長男が最近洋楽を聴くようになったらしい。しかもA君の妹の子供、つまり彼の甥も中学生で、息子と甥の二人が彼の所有する古いアルバム(T・REXやエアロスミス等)を聴いたりして普通に音楽の話ができるようになったそうだ。うらやましい~。
 わが長男は小学校4年生。まだまだポケモンやドラえもん、音楽はやっとこさコブクロやEXCILEが分かってきたような感じで、まだまだ本人が興味持っていることには私が“下りて”いって合わさなければならない。
 ただ以前から、TVのクイズ番組やドキュメントで歴史モノをやっていると、画面にくいついて見ている。「歴史もっと勉強したいんか?」と訊ねると「うん!」と元気のよい返事。それで2ヶ月ほど前に、『漫画日本の歴史 全21巻』を“大人買い”して与えた。本人は喜んで早速1巻から読み始めた。
 そして2ヶ月経って現在…
 その1巻が未読のままである。彼の歴史は縄文時代で止まったままだ。まあ読書の強制はしまい。ここはグッと我慢で、改めて自発的に読み出すまで待つとするか。
 んで、早くロックの話しようぜ~っ!
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【競馬】スプリンターズ・ステークス

2008年10月05日 | Weblog
 秋G1レース開幕!5日、中山競馬場で行われた第42回スプリンターズ・ステークスを買う。
 “アンカツマジック”を信じ安藤勝己騎乗の⑬ビービーカルダンを軸に、フジキセキ産駒の3等、②ファイングレイン、⑮キンシャサノキセキ、⑯タマモホットプレイへ流す。
 結果は、上村洋行騎乗の1番人気⑭スリープレスナイトが快勝。2着は1.1/4馬身差で⑮キンシャサノキセキ、さらにクビ差の3着に⑬ビービーガルダンが入った。う~、スリープレスナイトさえいなければ…。
 上村はデビューから17年、G1レース40戦目で嬉しい初勝利。一時は目の病気で騎手生命まで危ぶまれた男が、人目もはばからず泣きじゃくる。周りの騎手・関係者も次々と祝福する。TV見ながら泣けたね。清原の引退セレモニーよりは泣けた。
 上村おめでとう!まさに今夜は『眠れぬ夜』だ!
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【CD】DIG OUT YOUR SOUL

2008年10月05日 | Weblog
 待ちに待ったオアシスの3年ぶりの7thアルバム。DVD付の初回生産限定盤を即買い。帯には、「アビーロード・スタジオでレコーディングされた」とか、「現代のビートルズ」とか書いてある。その先入観からか、1曲目から結構ジョン・レノンっぽい。『ホワイト・アルバム』に入ってても違和感のないような曲だ。そしたら2曲目の後半のギターのリフは「ディア・プルーデンス」そのもの。まさに『ホワイト~』。ほいでもって5曲目のバラードの途中にはジョンのインタビュー音声が挿入されている(ライナー・ノーツを読んで確認)。
 十分オアシスの世界は確立されているのに、そこまでビートルズを意識しなくてもいいのでは?全体によくまとまったアルバムだが、欲を言えば後半にもう少しインパクトがほしかったッス。
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また並ばれた・・・

2008年10月04日 | Weblog
わが阪神タイガースは3日、神宮でヤクルトと対戦し5-7で敗れた。6回まで5-0で超楽勝モード。万全を期し七回から順次“JFK”と“A”を投入。これが裏目に出た。「アレアレ?ちょっとちょっと…」と言ってる間に、7回に4点、8回に3点とられ逆転される。藤川なんて8回からいったのに~っ!またジャイアンツと同率首位か。ああ~、ストレスたまるなぁ!
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仕事をデザインする

2008年10月03日 | Weblog
 (たまたま「今の研修所の古くさいパイプ椅子を軽いモダンなものに買い換えられないか」かという議論をしていて思いついた話・・・。)

 

 趣味の範疇だが、本や雑誌でデザイン関係のものを読むことが多い。デザインというと、一般的にはアートとしてのデザインや、工業デザインなどを指す(写真はデンマークのデザイナー、アルネ・ヤコブセンのデザインした椅子。これはアートか?それとも工業デザインか?)。
 しかし、このデザインという概念、仕事そのものにも適用されうるものではないか。つまり仕事の仕組みややり方も、「デザイン上きちんと組み立てられているか、あるいは美しいか」という観点で確認するのである。

 以前不動産会社に出向している時に、あるマンションデベロッパーと仕事をした。当社の遊休地に先方の賃貸マンションを建てないかということで提案を受けていた。先方からのプランは悪くなかったが、こちらも法人故、意思決定まで日数がかかり、しばらく返事ができずにいた。
 すると担当営業マンが再度訪問してきて、「返事に時間がかかるのであれば、この『回答延期願い』(タイトルは正確には覚えていない)にサインをして、提出してほしい。」と言ってきた。それには腹が立って、「何で事業主の我々が、返事が遅れることを、そっちにお願いして承認してもらわなければならないのか!?」 先方も失礼は重々承知だったようで、私に平謝り。
 実はこれは先方が営業上使う手法だそう。迷っている事業主には、必ずこのタイミングで、こういった書類を出させるようにする、というのが会社から決められたやり方らしい。これによって、個人の素人オーナーに対して立場上精神的に有利に立てるというのである。「法人である御社には失礼と思いつつも、営業マンはすべてこのパターンでやらなければならないもので・・・。」 
 罪滅ぼしのつもりか、それをきっかけにそのオシャベリな営業マンは、同社の営業戦術を色々と教えてくれた。詳しくは書けないが、提案からクロージングまでのアクションが非常によく整えられている。頭の中で流れが描けるようなイメージである。経験の浅い営業マンでもやっていけるな、と感じた。同社が急成長しているのも肯けた。

 たまたま営業の仕事を例に出したが、このように事務系の仕事のやり方もすっきりとデザインされている必要がある。私が関わっている仕事上の制度やルールにしても、長年マイナーチェンジが施され、所々に個別対応したり、イレギュラーな経過措置が適用されている部分がある。
 「デザイン」という視点から再構築するという考え方もあるかもしれない。
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