物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

【映画】20世紀少年 第2章 ~最後の希望~

2010年05月08日 | Weblog
 やっと映画を見れた。第2章は、原作の「血の大晦日」(オッチョの回想録が後まで混じっているので正確に何巻という言い方はできない)から17巻の最後すなわちケンヂが再登場するまでが描かれている。
 原作はストーリー上、相当色々と伏線を張っており、また描かれている時代が行ったり来たりするが、映画は漫画を読んでない人にも分かるよう相当シンプル化されている。例えば子供時代の小学校の理科の実験室でのやりとりは、原作ではケンヂたち幼馴染の中で1970年と1971年の記憶が錯綜するが、映画ではそこはカットされている。原作では「ともだち」は理科実験室で暗殺されるが、映画では新宿をパレード中に殺される。あといくつか「あ~、映画ならこうするのか・・・」といったところが何箇所かある。全体的にほぼ時系列どおりに話が進んでおり理解がしやすい。
 それにしても第1章に引き続き、第2章も収録時間は2時間半近く。長いな。
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【映画】20世紀少年 第1章 ~終わりの始まり~

2010年05月07日 | Weblog
 やっと映画を見れた。それにしてもスゴい豪華キャスト。唐沢寿明をはじめとした主役級や中心人物のみならず、一瞬だけ出てくるような端役にも、竹中直人(刺殺される新興宗教の教祖)、吉行和子(キリコの元彼氏の母親)、藤井フミヤ(ケンヂたちの同窓会の司会)、など贅沢に起用している。
 最初の場面で、「海ほたる刑務所」が出てきたときは、「相当原作をいじっているのか!?」と思ったが、それは2015年時点のオッチョの回想録を挟んでいるから。なるほど、この年を基点にして、そこから振り返るかたちにすると複雑なストーリーもまだ少し分かりやすい。
 原作で一番好きな場面は4巻の終わりの方。巨大ロボットに立ち向かう道中に交わしたケンヂとオッチョのやりとり。死を覚悟しながらも生きる望みをすてない気持ちが表れている。
 ケンヂ「昔、誰かからこんな話を聞いた。ロックやってると27歳で死ぬってな。ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ジミ・ヘンドリックス・・・。なんとなく俺も27歳で死ぬんだろうと思っていた・・・。ところが28歳の誕生日をむかえちまって・・・。ガックリきたよ・・・。何だ、俺はロッカーじゃなかったのかって・・・。だけど、ジジイになってもロックやってるすごい奴は山ほどいる。死んだらすごいって考え方は・・・。やめた。」
 オッチョ「その話、誰がおまえにしたか教えてやろうか。・・・俺だよ(笑)」
 映画の中では、巨大ロボットを止めるため仲間全員が集まったときに、ケンヂが彼らに語るかたちで描かれている。
 う~ん、これもいいが、やはり二人きりの会話でやってほしかった・・・。
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GW後半振り返り

2010年05月06日 | Weblog
ゴールデン・ウィーク後半を振り返ってみる。

【1日】
昼から吉本のM-1イベント。晩ご飯は家族で天王寺のバッカスへ。その後、一人でTSUTAYAへ。

【2日】
午前中、激しくスポーツ。久々のテニス。まあまあラリーは続く。が、ネット際のボール処理の時に足がもつれて転倒。午後はパソコンのハードディスクに異常発見。改修に手間取る。晩ご飯は網元でカニ三昧。

【3日】
体調悪し。家から一歩も出ず。睡眠リズム狂う。真夜中起床。映画。早朝いったん寝る。起きてまた映画。昼飯食ってからひたすら映画。子供からは「ニート」と呼ばれる。

【4日】
引き続き体調悪し。引き続きニート。読書&ブログ。晩ご飯だけ鳥一番へ。やっと外の空気を吸う。

【5日】
日中Jリーグ。帰ってきて子供たちとTVで「ピラメキーノ」を見ていたら「おんなごころ!おかあさんといっしょクイズ」にどっかで見たことのある親子が出演。中学の友人マッチの奥方と娘ではないか?10年くらい会ってないので確信が持てない。彼の携帯へ電話。私「今テレビ見てるんやけど・・・」。マッチ「ピラメキーノか(笑)?」。ビンゴ~。最初に電話をかけてきたのは私のようである\(^O^)/

そうして本日6日、久々の出勤。まだ体調不完全。勤務中20回以上鼻をかむ。
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王者・鹿島アントラーズ撃破

2010年05月05日 | Weblog
 5月5日。暑い。半袖デビュー。
 子供の日なので、息子たちのリクエストに応えるべく、長居スタジアムへJ1リーグ、セレッソ大阪vs鹿島アントラーズを観にいく。息子たちには、「相手はJリーグで一番強いから、勝ち試合が見れる可能性は少ないで」とあらかじめクギを刺しておく。とはいいながら、鹿島との相性は悪くなく、これまでの通算対戦成績はまったくの五分五分。
 前半はアントラーズがボールを支配する時間帯が多く、セレッソはカウンター気味の攻撃が主となる。前半0-0のスコアレス。後半22分、香川が素晴らしい右足のシュートでセレッソ先制。すぐあと野沢が混戦から押し込み鹿島が同点に追いつく。ところがそれから3分後くらいに、鹿島の連係ミスからアマラウがミドルシュートを決め、セレッソが勝ち越しに成功。このまま2-1で王者アントラーズに競り勝った。
 選手たちはもちろん、サポーターも大盛り上がり。息子たちも大喜び。
 しかもこの試合、新聞情報によると岡田監督が視察に来ていたとのこと。“御前試合”での香川の動きは良かった(少なくとも同じく「W杯当落線上」にいる鹿島・小笠原よりは良かった)。W杯代表メンバーの発表まであと5日。選考へ向けて最後のPRになったと確信する。
 
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【書籍】日本辺境論

2010年05月04日 | Weblog
 『日本辺境論』(内田樹著、新潮新書)を読む。

 販売のピークは過ぎているようだが、多作かつ超ハイペースで出版するウチダ先生の本としては珍しく(失礼!)、10万部以上売れているそうだ。
 古代から現代まで、仏教からマンガまで、「辺境性」という切り口で日本人を論じている。筆者いわく「辺境性という補助線を引くことで日本文化の特殊性を際立たせている」と述べているがまさにその通り。日本人特有の政治イデオロギーも、宗教観も、言語も「辺境性」という主題で言い表せてしまう。
 出色だったのは、日本語の特殊性について。それは世界にも類を見ない、表意文字(漢字)と表音文字(ひらがな・カタカナ)を併用する言語だということ。この特殊な言語を操ってきた日本人の脳は、絵的なものと音的なものを同時に処理できるようになった。従って「絵」と「ふきだし」で構成されるマンガをヘビー・リーディングできるのはわれわれ日本人ならではらしい。
 新書なので、とりあえず様々な事象や、丸山眞男や養老孟司の日本人論までひっくるめて、ざっくりと書いてある。だが、日本人の「辺境性」を証明するに十分な論拠になり得る。そうやって考えると1980年代、数字上は世界No.1の経済大国になりながら、世界の中心・世界のリーダー国として自他ともに位置づけられなかったのも、この「辺境性」故と開き直ることもできる(気がする)。
 奇しくも本日、わが国首相が沖縄入り。基地移転問題について、米国と期限設定された同月になってやっと現地の首長との対談が実現。どう客観的にみても遅すぎる。ベンチャー企業なみの意思決定スピードで物事を進めていかないとタイム・オーバーである。そうして6月、本件の責任を取って鳩山は退陣、民主党は新体制で7月の参議院選挙に備える(=勝手にそうすると踏んでいる)。
 同盟国いや“宗主国”との約束が果たせずに、同盟国いや“従属国”の首相が退陣する。なんてことになれば、まさに「辺境性」の極みである。
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【書籍】スーパー書斎の仕事術

2010年05月03日 | Weblog
 『スーパー書斎の仕事術』(山根一眞著、文春文庫)を読む。

 アマゾンで中古本が1円。あまりよくチェックせずに買ったので、郵送されてきて初めて発刊が1989年、20年前の本だと知る。
 著者は日本の産業や環境技術を中心とした分野で活躍するジャーナリスト。自身の書斎のあり方や、情報ツールの活用方法を紹介している。ワープロ、電子手帳、カメラ、マイクロカセットレコーダー、ポケットベルなどなど。なんかタイムスリップした感じで一気に読む。
 私がまだ入社していないこの頃、携帯電話も、デジカメも、インターネットも知られてなかった。それが20年の間に、これらのデジタル機器やシステムが世の中を席捲し、しかも最近はi-phoneやi-padのように、すべて一体化し、数万のアプリケーションが使え、本まで読めるという多機能端末が登場してきた。割り切ってしまえば、もう書斎や本棚など持たなくても十分やっていける。
 情報機器に関してはほぼ行くところまで行き着いた(と思う)。あとはこのようなツールが生まれてすぐ誰にでも一台ずつ宛がわれ、躾も勉強も仕事もコミュニケーション(しかも地球上のあらゆる人と瞬時に可能)もすべてこれを通じて行われていく、そんな夢のような、そしてある意味恐ろしい世界が生きている間に訪れるのだろう。
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カニずくし

2010年05月02日 | Weblog
 日曜日夜(あんまり曜日の感覚がないが)、両親と弟家族とでミナミの網元で食事。網元に来るのはほんと久しぶり。場所がアメリカ村の南側で、昔に比べて相当まわりの雰囲気が変わっていた。ごちゃごちゃした若者向けの店が増えている。そんな中に昔ながらの老舗料理屋の建物があるのがなんか変な感じ。
 料理は当然カニずくし。茹ガニ、カニの造り、焼きガニ、カニコロッケ、カニグラタン・・・。次々と出てくる。なかなか食べるのに手間がかかる。しかも甲子園では阪神・巨人戦がやってるので、そっちも携帯でチェックしなアカンし(^_^;)。最後はカニ鍋&しめの雑炊。美味かった。満腹。満足。
 そして阪神5連勝、巨人に3タテ、真弓監督になって初めての首位奪取。
 バンザーイ\(^O^)/
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M-1グランプリツアー2010

2010年05月01日 | Weblog
 1日、新大阪のメルパルクホールで行われた「M-1グランプリツアー2010」を観にいく。昨年末のM-1グランプリのチャンピオンや決勝(一部準決勝)進出者たちが、全国をまわる漫才イベント。 大阪会場出演は、パンクブーブー、笑い飯、ナイツ、U字工事、東京ダイナマイト、モンスターエンジン、ダイアン、チーモンチョーチュウの計8組。
 8組が上記記載の逆の順番(すなわちチーモンチョーチュウが最初でトリがチャンピオン・パンクブーブー)に出てくる。TVと同じファットボーイ・スリムの「ビコーズ・ウィ・キャン」(ガガガガガ~、ウォー、ウォーってラップが入るやつ)が出囃子で流れると、満員の会場が盛り上がる。
 TVでは通常4分だが、舞台なので各組10分くらいネタを行う。さすが、ほぼ出演順にレベルが上がってくる。トリのパンクブーブーはやっぱりチャッピオンだけあって上手い。会場の笑いでは、笑い飯の方が少し上だったような気がするが、正統派漫才ならパンクだろう。
 パンクブーブー、トータルテンボス。安定的に力を発揮するという意味では、今の漫才界でこの二組が双璧である。
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