石鎚山から見る周辺のこの日の雲の動きは不安定でした。こんな日の雲が織り成す景観は変化に富み楽しくはあるものの、反面いつ崩れるのかとの懸念はいつも残っていました。この日は最後には崩れてしまって濃いガスの中を下山することとなりましたが、崩れるまでの間の気になった雲のある景観を拾ってみました。〔10月15日(木)〕
↓ 石鎚スカイライン長尾尾根展望台から仰ぎ見た石鎚山。右側の尾根にかかっている雲がやがて石鎚山を隠すこととなりました。
↓ 土小屋ルート登山道から雲に中腹を隠された瓶ケ森を眺望しました。後方の雲上には遥か笹ヶ嶺方面の山塊も見えています。
↓ 雲上に山頂部を出した瓶ケ森を紅葉越しに眺望しました。
↓ 紅葉した樹間に瓶ケ森を望みました。
↓ 三の鎖付近から山頂部が雲海から抜け出た瓶ケ森を眺めることが出来ました。
↓ 石鎚山山頂から見た雲海から抜け出した瓶ケ森です。石鎚山との間の谷間は完全に霧に埋められてしまっていました。
↓ 石鎚山の弥山から最高峰の天狗岳を眺める登山者!
↓ 天狗岳の向こうの瀬戸内海側には雲海が広がります。雲が峰を越えて太平洋側に流れ落ちれば”滝雲”と呼べるのでしょうが、今はその手前のようです。
↓ 西に延びる二ノ森から堂ケ森へと続く尾根筋の瀬戸内海側にも雲海が棚引いていました。
↓ 二ノ森付近で俄かに雲が急上昇を始めたようです。天気が急変する前兆のようでした。