抜けるような青空。
清けき微風(そよかぜ)
黙々と作業に精を出す。
時々
蝶々たちが挨拶に来る。
穏やかそうな人のオーラに
反応しながらメビウスの舞いを
披露している。
多くの人々が居るが
誰も気付かない。
或いは
気付かない振りをしている。
紛れもない現実さえ
常識波で捩じ伏せているのだろうか。
自分は
常識には馬鹿を決め込んでいるから
「きれいな蝶々だな。」と言ってみる。
すると
初めて人はちょっと目を細めている。
しかし
次の瞬間には大人の常識波に戻り
黙々と作業を続ける。
このように
リアルな奇跡さえ(自分にとっては)
人はそれぞれ感受する意識波層で
異質の世界に住むようになる。
ますますこれからは
次々に起きる自然界の現象そのものが
過去常識では推し量れなくなるだろう。
今から本源指向で
生き抜く心構えを創り上げることが
どれだけ重要必須なことか
身に沁みて判る時が
遠からず来るだろう。