書きたいことが幾つかあったのだけど、パスワードを忘れていたためにログインできなかった。そんな程度の記憶力じゃ大変心もとない・・・。
8月18日にデンマーク入りしてから半月が経った。この大学(以後CBS:コペンハーゲン ビジネススクール)にはこの夏、600人以上の交換留学生が来ているそうで、交換留学生対象のオリエンテーション、説明会等が一週間続いた。ようやく授業を一週間こなしたところである。
すなわち先週まで、ほとんど周りが交換留学生のみという環境で動いていた。眺めていて面白いのは、自然に出来上がるグループである。それはオリエンテーションのグループでも、わたくしの居る寮でもほとんど同じだったりする。
状況は以下の通り。
(1)アメリカ人・ドイツ人グループ、
(2)イタリア人・フランス人・スペイン人グループ
(3)中国人グループ
その他、ブラジル、インド、日本人(ほとんど居ない)は適当に。
なぜこのように分かれるのか。まず第一の分岐点は、「ヨーロッパ慣れしているかどうか」という点で、(1)(2)と(3)が分かれる。なぜこの点が重要かというと、授業が始まる前のイントロダクション・ウィークではほとんど毎晩、CBSの学生が用意してくれた夜のイベント(クラブでパーティーだったり、アミューズメントパークだったり、フォークダンスだったり。参加は任意。)があったのだが、中国人はそれにうまくなじめない。ビール片手に音楽をガンガン鳴らしてワイワイ、というのに慣れていないのだ。自然と彼らは夜のイベントに来なくなり、交流の幅が狭まる。
次の分岐点は「英語力」だ。(1)アメリカ人・ドイツ人は(前者は当たり前だけど)英語が達者だ。ドイツ人はかなりの確率で、訛りのないパーフェクトな英語を話す。そして彼らの英語は速い。(2)イタリア人・フランス人・スペイン人はというと、大体上手でない。訛りはひどいし、英語も完全には聞き取れていないみたいだ。自然、会話能力の点で(1)となんとなく剃りが合わないので、(2)は(2)でゆっくりめでテンション任せ(?)の会話を楽しむ。
(1)と(2)の間には、国民性もあると思う。(2)のラテン系のノリはアメリカ人・ドイツ人とはちょっと違う。あと、わたくしの知る限り(2)はかなりの確率でスモーカーでもあり、それが団結の重要な要素になってたりもするようだ。
・・・
結局はコミュニケーションのしやすさで固まるわけだ。それが共通点(遊び方・スモーカーかどうか)だったり、コミュニケーション・ツール(英語力)だったりするというだけで、特別新しいことを書いているわけではない。でも、けっこう明らかに分類されているのでなんだか面白いのだ。
さてわたくしは??
この寮の話をすると、大まか(2)のグループに居る。総数でイタリア人が多いこともあるが、その中でもわりと多国籍な感じの(?)グループで、クロアチア、オーストリア出身の男の子が面白い。あと、私と同レベルの英語力の、イタリア人の女の子と仲がよい。でもでも、ルームメイトはアメリカ人で、彼女はやはりドイツ人と仲がよいので少しはそっちにも進出(?)したり、という感じ。パーティー好き(もしくはよく誰かに誘われる)な子なので、いろいろ誘ってくれてありがたかったりする。この点、ルームメイトがアジア人じゃなくてよかったのかもしれない。
なんだか中国人を悪く書いてしまったようだけど、、、少し弁解。
最初の分類で中国人は夜遊びに慣れていない、と書いたが、そこには留学コストも関係しているのかなぁと思ったりもする。交換留学生の総数をざっと目算すると、
ドイツ人:4
イタリア人:2
アメリカ・フランス・スペイン人:2
中国人:1.5
その他:0.5
という感じなのだが、やっぱり上の3グループは留学コストが低いように思う。地理的にも、精神的にもだ。自国の携帯をここでも難なく使える、というだけでも精神的コストはだいぶ違うのではないか。一方、中国人(チャイナ、ホンコン、台湾、シンガポール)はかなり遠くから来ている。ヨーロッパが始めてという人も多く、留学は比較的大層な出来事なのではないだろうか。日が長く、夜の治安が大変良いからといって遊びに出かけてばかりというのは気が進まないという彼らの気持ち(あくまで推測)も分かる話だ。
そんなわけで、留学生生活にも慣れてきた。他にも書きたいトピックがいくつかあるのだけど、、また今度。
8月18日にデンマーク入りしてから半月が経った。この大学(以後CBS:コペンハーゲン ビジネススクール)にはこの夏、600人以上の交換留学生が来ているそうで、交換留学生対象のオリエンテーション、説明会等が一週間続いた。ようやく授業を一週間こなしたところである。
すなわち先週まで、ほとんど周りが交換留学生のみという環境で動いていた。眺めていて面白いのは、自然に出来上がるグループである。それはオリエンテーションのグループでも、わたくしの居る寮でもほとんど同じだったりする。
状況は以下の通り。
(1)アメリカ人・ドイツ人グループ、
(2)イタリア人・フランス人・スペイン人グループ
(3)中国人グループ
その他、ブラジル、インド、日本人(ほとんど居ない)は適当に。
なぜこのように分かれるのか。まず第一の分岐点は、「ヨーロッパ慣れしているかどうか」という点で、(1)(2)と(3)が分かれる。なぜこの点が重要かというと、授業が始まる前のイントロダクション・ウィークではほとんど毎晩、CBSの学生が用意してくれた夜のイベント(クラブでパーティーだったり、アミューズメントパークだったり、フォークダンスだったり。参加は任意。)があったのだが、中国人はそれにうまくなじめない。ビール片手に音楽をガンガン鳴らしてワイワイ、というのに慣れていないのだ。自然と彼らは夜のイベントに来なくなり、交流の幅が狭まる。
次の分岐点は「英語力」だ。(1)アメリカ人・ドイツ人は(前者は当たり前だけど)英語が達者だ。ドイツ人はかなりの確率で、訛りのないパーフェクトな英語を話す。そして彼らの英語は速い。(2)イタリア人・フランス人・スペイン人はというと、大体上手でない。訛りはひどいし、英語も完全には聞き取れていないみたいだ。自然、会話能力の点で(1)となんとなく剃りが合わないので、(2)は(2)でゆっくりめでテンション任せ(?)の会話を楽しむ。
(1)と(2)の間には、国民性もあると思う。(2)のラテン系のノリはアメリカ人・ドイツ人とはちょっと違う。あと、わたくしの知る限り(2)はかなりの確率でスモーカーでもあり、それが団結の重要な要素になってたりもするようだ。
・・・
結局はコミュニケーションのしやすさで固まるわけだ。それが共通点(遊び方・スモーカーかどうか)だったり、コミュニケーション・ツール(英語力)だったりするというだけで、特別新しいことを書いているわけではない。でも、けっこう明らかに分類されているのでなんだか面白いのだ。
さてわたくしは??
この寮の話をすると、大まか(2)のグループに居る。総数でイタリア人が多いこともあるが、その中でもわりと多国籍な感じの(?)グループで、クロアチア、オーストリア出身の男の子が面白い。あと、私と同レベルの英語力の、イタリア人の女の子と仲がよい。でもでも、ルームメイトはアメリカ人で、彼女はやはりドイツ人と仲がよいので少しはそっちにも進出(?)したり、という感じ。パーティー好き(もしくはよく誰かに誘われる)な子なので、いろいろ誘ってくれてありがたかったりする。この点、ルームメイトがアジア人じゃなくてよかったのかもしれない。
なんだか中国人を悪く書いてしまったようだけど、、、少し弁解。
最初の分類で中国人は夜遊びに慣れていない、と書いたが、そこには留学コストも関係しているのかなぁと思ったりもする。交換留学生の総数をざっと目算すると、
ドイツ人:4
イタリア人:2
アメリカ・フランス・スペイン人:2
中国人:1.5
その他:0.5
という感じなのだが、やっぱり上の3グループは留学コストが低いように思う。地理的にも、精神的にもだ。自国の携帯をここでも難なく使える、というだけでも精神的コストはだいぶ違うのではないか。一方、中国人(チャイナ、ホンコン、台湾、シンガポール)はかなり遠くから来ている。ヨーロッパが始めてという人も多く、留学は比較的大層な出来事なのではないだろうか。日が長く、夜の治安が大変良いからといって遊びに出かけてばかりというのは気が進まないという彼らの気持ち(あくまで推測)も分かる話だ。
そんなわけで、留学生生活にも慣れてきた。他にも書きたいトピックがいくつかあるのだけど、、また今度。