この単語が毎日私の頭の中に飛び交っている。なるべくひきこもることを推奨され、ひきこもれる人はそうして、働かなくてはいけない人はリスクに身をさらす。
この事態に何がチャレンジできるのか。こんな世界でどう前向きに生きていくか。
最近、国の感染症対策の指揮を執っている人としてよくNHKに出てくる押谷教授が、「なぜ日本が『都市封鎖』などの強制措置をとらずに『クラスターをひとつひとつ追って厳重に警戒する』という方法をとったか」という話をしていたときに、こう言っていた(NHKのHPより)
「僕らの大きなチャレンジは、いかにして社会経済活動を維持したまま、この流行を収束の方向に向かわせていくかということ。都市の封鎖、再開。また流行が起きて都市の封鎖ということを繰り返していくと、世界中が経済も社会も破綻します。人の心も確実に破綻します。若者は将来に希望を持てなくなる。次々に若者が憧れていたような企業は倒産していきます。中高年の人たちは安らぐ憩いの場が長期間にわたって失われます。その先に何があるのか。その先はもう闇の中しかないわけです。その状態を作っちゃいけない。」
希望を持つ。それが、抽象的でもなんでもなく「生命線」。現状は、これまで日々に「そこそこ」の希望しかなかった人は、その低空飛行を難なく続けている。「さあこれから」と希望を強く抱いていた人はかなりつらいと思う。
希望以下の不安を抱いていた人は、指数的に不安が増大している感じ。特に経済不安。もともと「ひきこもる権利」のなかった人。
経済的不安を、10万円給付でも短時間アルバイトでもなんでもいいから軽減しつつ、希望を持つ。そのために・・・。この後は宿題。