亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

桐一葉落ちて天下の・・・・・・

2018年01月30日 23時26分34秒 | 金融市場の話題
本日30日に予定されているトランプ大統領の一般教書演説(施政方針演説)。
米東部時間の午後9時のゴールデンタイムにスタート。つまり日本時間では明日の午前11時からとなる。昨年は見通しなど策定すらできず、見送られた経緯がある。したがって今回が初めて。インフラ投資の増額などを盛り込み、「どうだ!!!」と自慢したいのだろう。財政赤字の拡大を読んで、さらに長期金利の上昇となるのか否か。ダボスでやや後退したようなスタンスを示した保護貿易主義をどう表現するか。その場の雰囲気やノリで言葉が走る傾向が見受けられるので、本番の言葉を聞くまでは判断できず・・・という感じ。

昨夜はここで、今週はドルの戻りが試される的なタイトルにしたが、ドル円に関してここまでのところ、まったく戻れない展開となっている。

ところで、本日の日経 朝刊トップ記事 「iPhine X(テン)の生産半減」は目を引いた。
アップルのiphoneは、ここまでイケイケで来たので、なおさらだ。
長期金利の急騰といい、このニュースとい、さてさて「桐一葉落ちて天下の・・・」となるのか否か。微妙な変化を見落とさず、だ。

今日の日経と言えば、破綻しかけているネット動画の中国企業「楽視網」の記事も目を引いた。レバレッジを利かせた無謀な海外展開で焦げ付いている案件は他でも多そうだ。一般的に引退した形の“王岐山”が復活し、もしかしたら副主席にも・・・というニュースもさもありなんと思う。腐敗の摘発で政敵を追い落として信任厚く・・・・・・もあるだろうが、この人はもともと金融に詳しい人物のはず。今後の展開を考えると外せない、そばに置いておきたいということではないか。

桐の葉は、ここかしこ・・・ということか。今夜の米債とNY株が見もの。。


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