昨日、市仕事帰りの電車の中。通勤客で混んだ車内で隣に立っている20代半ばと思しき女性(まぁ、女性の年齢は見かけでは判断が難しいですが・・・)が熱心に読んでいたのが、ビットコインの取引の方法やらその他についての本だった。先日、TVで名前も顔も(少なくとも自分は)知らない若手のお笑い芸人が、周りにビットコインで大きく儲けた奴がいる・・・という話をしていて、へぇ~~と思ったばかりだったので、思っている以 . . . 本文を読む
NY金は先週末に1250ドルを割って終了。手元の資料では今年の7月26日以来のこと。7日のフロア終了後の時間外で米税制改革法案の上下両院すり合わせ(両院協議会開催)を上院が可決し、年内成立に前進したことを受け、この時点で1250ドル割れとなっていた。その地合いを受け継ぎ雇用統計発表前から1250ドルは割れてた。
11月の米雇用統計は就業者増加数(22.8万人)こそ市場予想(19.5万人)を上回 . . . 本文を読む
エルサレムをイスラエルの首都として認めることを柱にした新たな米国による中東政策は、予想通り国際社会からの懸念の高まりのみならず中東地域でのデモなど反発行動を引き起こしている。ただし、急浮上した新たな地政学要因に対し金融市場の反応は、いまだに限定的で目立った影響は表れていない。ティラーソン国務長官の発言では、最後まで反対したが聞く耳を持たなかった・・・というニュアンスが感じ取られた。マティス国防長 . . . 本文を読む
昨日もここで、今週から来週初めにかけてNY金は安値を出しやすい環境とした。表現を変えるならば、その価格が当面の安値になる可能性があるという見方だが、果たしてどうなるか。
6日の市場は、前日は逆行高となっていたWTI原油が大幅反落となり前日比1.66ドル安(2.9%安)の55.96ドルで終了。この結果、ロイター・コア・コモディティCRB指数は184.7238と大きく低下。先週末12月1日は190 . . . 本文を読む
トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認める演説を行い、米国大使館をテルアビブからエルサレムに移転する方針を発表するという。もともと公約に掲げており政権がスタートした時にも確認されていたが、選挙を戦うために掲げた公約という側面はあれ、娘婿のジャレッド・クシュナー(現大統領上級顧問)を考えれば(敬虔なユダヤ教徒のユダヤ系米国人)タイミングを見ていずれそうした動きに出るものと思われた。
今 . . . 本文を読む
米上院がまとめた税制改革案が可決されたのは現地時間の12月2日(土)午前2時頃のこと。つまり週末のNYの市況に成立方向とは織り込まれていたものの、正式可決を受けて初めて市場が開いたのが4日のアジア市場だった。早朝からドル高傾向となりドル円は早朝の段階で早々に113円台を記録することになった。金市場もアジアの寄り付きは水準を5ドルほど切り下げてスタート。利益確定の売りが出たものと思われた。しかし、 . . . 本文を読む
今年の1月にトランプ政権が発足して以降、ドル建て金価格がFRBの利上げ観測の高まりの中で売られ、そこまでのレンジの下限近くまで来ると計ったように飛び出したのが、トランプ大統領や周辺の人物にからんだ何がしかの問題だった。大統領自身については、無謀な政策に関する世論の反動なども含まれた。周辺の人物に関する話は、もっぱらホワイトハウス内部からのメディアへのリークで、こちらは8月に首席補佐官に元海兵隊大将 . . . 本文を読む
前日の急伸を受け30日も米長期金利は上昇し、10月26日以来の2.4%超で取引を終了した。そして金市場は下値を試す展開に。11月は狭い範囲内での取引に始終し、月間ベースでは12年ぶりの値動きのなさとロイターは書いていた。そうだったのか・・・。値動きのなさ(ボラの低さ)は自覚していたが、自分では12年ぶりとは確認していない。
11月は1265~1285ドルのレンジから、後半にかけてレンジを切り上げ . . . 本文を読む