マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

写真が美味しそうじゃなくて・・・・。

2006年04月25日 21時35分16秒 | 庵主の日記
料理の臨場感を出す云わば“シズル”。
もっとマクロビの料理を皆さんにお伝えしたいのに、料理の美味しさを伝えきれないのが悔しい!

最近ちょくちょく拝見させて頂いている京都の善右衛門さんのブログの写真はほんとに美味そう!旨そう!甘そう!上手そう!巧そう!熟まそう!

よし!もっと美味しいブログにするぞぉ・・・。


自然医食フォーラム通信連載<心食動息の医療現場を目指して 無何有庵臨床便り

2006年04月25日 19時38分27秒 | 心食動息の医療現場を目指して


  マクロビキッズは、虫歯ゼロ!

 私どもでは診療室の裏に併設している食養塾 無何有庵で、春休み、夏休み、冬休みと「虫歯を作らない良い歯の子供教室」というのを開催しています。季節季節で内容は多少変わりますが、基本的には、一生懸命遊んで、その後のご飯やおやつを子供たちで作り、「いただきます」「ごちそうさま」の後に歯磨きをしてお口のチェックをする。と、いった内容です。春はデッキにテーブル置いて玄米五平餅とスイートポテトピクニック。夏は裏山で走り回ってそのあとかち割り氷と冷凍いちご。冬はクリスマスリースやお正月リースを作って石釜で焼き芋や焼きお結び。などなど趣向を凝らします。 
診療室では、1歳から2歳くらいになると、ユニットに座れる練習を始めます。現在進行形の虫歯をお持ちのお母さんの子供は、この時点で甘いもの大好きに育っていますからそれをストップさせ虫歯を作らないお口の環境作りをスタートさせるのです。
そうして4、5歳になると子供教室デビューです。先輩小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんがしっかり面倒を見てくれます。歯科衛生士と管理栄養士のお姉さんが本日のスケジュールを発表し、いよいよ子供教室のスタートです。

半日のこの教室に参加すると、子供たちは“お砂糖なんか使わなくっても美味しいおやつ”が自分で作れることを覚えます。ご飯の炊き方やお結びの作り方はみんなで練習しますから、アッと言う間にできるようになります。学校から帰ったら、お母さんがいなくったって、お母さんの変わりに玄米ごはんを作ってお留守番もできます。弟や妹の面倒は任せてね!って胸をはって頑張れます。
正直この教室を始める前は、15人前後もの子供たちが集まったらこりゃ大変だ!!と腹を括っていました。それが、それが、そんな心配どこ吹く風です。真剣に衛生士や栄養士の話しに聞き入り、質問に大きく手を上げて答え、虫歯0を目指していきます。
「おやつは、お母さんが買ってくるんやで」「そうや、おやつ欲しいの、お母さんやと思うわ・・・」「うちんくは、おばあちゃんやな」「今度、お母さんとおばあちゃん連れてきて、おやつの作り方教えてあげんといかんわ」「ほんまや、ほんまや」・・・・・子供たちの会話聞こえてきませんか? ね、お母さん、おばあちゃん?!

正食協会・むすび誌連載<歯医者さんの常備学その5>

2006年04月25日 19時28分08秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
 お母さんにできる虫歯予防と美しい歯並び (3才から5才頃まで)

虫歯の主な原因は「砂糖などの糖類を含む加工食品を口に入れること」で発生します。つまり、虫歯予防はこれらの加工食品を排除して初めて実現します。
3才児検診でヒドイ虫歯の子供に出会うと例外なくOO製薬の(ポOOOOooト)を常飲させています。小児科医が薦め、お母さんが実行に移した結果?です。アルカリ飲料のうたい文句ですが、驚くなかれph3.37の超酸性水です。口腔内のphが5.4を切ると(酸性になる)歯が溶け始め虫歯になるのです。子供たちのおやつは発育盛りですから食事(主食を食べる)と考えてください。ケーキやジュースで補うべきものではないのです。勿論パンやハンバーガーでもありません(映画スーパーサイズミーを観て下さい)。
 お母さんにできる虫歯予防は「三食ともご飯。おかわりさせる。できれば玄米で」、「のどが渇けば水かお茶」です。砂糖入りの食品が欲しくなる理由は主食のご飯が足らないこと。子供たちはおなかが空きます。3食ともおかわりしてご飯を食べさせて頂きたい。そして最適なおやつはおむすびです。お菓子を食べて夕食時にご飯が入らないでは本末転倒ですね。お菓子はたまのお楽しみに、できればレシピはマクロビオティックで手作りを。
 さて、虫歯の心配に続くのが乳歯の歯並びです。生え替わる大人の前歯はとても大きく、そのため写真のように乳歯の前の歯並びに十分隙間が必要になります。2月号で書いたプライスの本『食生活と身体の退化』の考えに従い上手に子づくりすると、3、4才頃にはしっかり顎が発達し隙間が生まれます。しかし残念ながら隙間が十分でない場合(最近は顎が小さい子供が7、8割です)、上下の顎のあたりだけは解決できる可能性があります。拡大矯正です。矯正は以前より早い時期に始めるようになってきました。拡大は骨の縫合がまだ軟らかい時のほうが効果的だからです。子供が頑張れるのであれば出来るだけ早い方が良いです。永久歯を間引いて歯を並べるのはあまり得策ではありません。早い時期の拡大矯正のみが何とか歯を美しく並べる最初で最後の手段です。信頼できるかかりつけの歯医者を作っておくこともお母さんができる歯の予防です。

おばあちゃんの入院記

2006年04月25日 00時50分51秒 | 庵主の日記
我が家の長老、智恵子おばあちゃんの様子ですが、熱も下がり安定。白血球数も入院時19000あった数値が5000位になり血液検査では申し分なかったのですが、レントゲンの肺の影はやはり消えておらず、担当医の先生いわく癌とか腫瘍とかがあるのかもと・・・。胸水の可能性も考えられるのでもう少し抗生物質、点滴が必要とのこと。見た感じの病状は良くなってきているとのご判断で、抗生物質も功を奏したと考えるべきなのでしょう。
胸水に関しては今のところ利尿剤などで水を散らしていくそうなので、第2大根湯を飲ませてみようと思います。そばパスターまでは必要が無いようなので、とりあえず利尿に効果のある食事を心がけていくことにします。
尾てい骨あたりに床ずれがあるのでそちらの手当てもしなくては・・・。

今日も夕食に玄米クリーム500gと病院食を平らげてくれ、食べっぷりのよさは変わりなく、元気の元になってくれればと願います。