マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

私が私であるために。

2006年12月20日 20時15分34秒 | 庵主の日記
昔読んだ本の、松下幸之助氏の文です。



『道』

自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、
二度と歩めぬかけがいのないこの道。広い時もある。せまい時もある。
のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。

この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。

あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、
ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。

他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは
必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜



人類が誕生して、わたしはいったい何番目に生まれたのかは判らないけど。
天文学的N0.だよね。

一番でなくってよかった。
だって、生まれた時から一番なんかじゃないんだから、そう思ったら楽チン。

これから人類はどこまでも続いていくでしょ。
ほら、びりっけつでもないじゃない。

そして平等にそれぞれの生きる道を与えられているんだね。
私だけの、道。
誰にも歩けない、私の道。

一番を目指さなくったっていいし、びりなんじゃないかってオドオドすることなんて
ないんだね。

よかったぁ~♪

幸之助おじいちゃま。
歩き続けて見過ごすものだってあるんだから、
道草くらいはいいでしょ。ネ。


お天気がいいので・・・。

2006年12月20日 15時19分05秒 | 伝統食をつくろう 庫裏(くり)のコース


久しぶりのお天気続きなので、庫裏仕事。

大根をたくさん頂いたので、さっそく切り干し大根を作ることにしました。


我が家の切干大根はちょっと太めに切ります。
お料理にしたとき、この方が大根役者が主役になるってかんじで好きです。

天地を返したりしながら、しっかりと乾燥させて、冷凍室or冷蔵庫で保管します。
食べるのがもったいないくらい愛おしく、頬ずりをしてしまいたくなるほどあまりにも甘くて美味しくて、そのままおやつにして食べることもあります。

来年の分をこの冬に少しづつ作っていきます。

今年の天候は、ちょっと乾物作りには不向きです。
初めて作る方は、お天気を見計らって、お日様を追いかけながらよ~く干すこと。風通しのいい場所を選んで干してくださいね。

作り方は、大根を皮ごと5cmぐらいの輪切りにして、繊維に逆らわないように細く切ります。この時の太さは好みです。あまり細いと、ザルに引っ付いて困ります(笑)。あとは、ザルに広げて干すだけ。

簡単でしょ。ベランダでもできますよ。