マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

11月のゆるりまんま

2008年11月22日 13時56分46秒 | 庵主の日記
この一ヶ月が、一瞬で過ぎてしまいました。

昨日、開催いたしました「まなびまくろ」の勉強会に来ていたIさんが、憎らしくも(笑)「それは代謝が悪くなっているからなんですって!」と教えてくれました。

どうやら、子どもの頃は、一年が長く感じていたけれど、歳とともに一年が早くなるから、子どもの代謝と年寄りの代謝は当然子どもが良い訳で、一瞬に日々が消えてなくなるのは、やっぱり代謝が悪いんだとか。

い~え、違います。子どもよりも経験が多い分、新鮮さがなくなり、記憶にとどめないから一日が一年が短く感じるんです。って、言う方もいらしたっけ。

う~ん、どっちでもいいけれど、「年寄り扱い」と「カラダの衰え」と、「記憶能力の低下」と「毎日が新鮮でない」ことのようには言わないで欲しいものです(爆)。

とにかく、一瞬なんですから、仕方がない。
s気心知れたお友達との時間を程よく楽しんでストレスは解消しておりますが、
それにしても遣り残したことが山積みです。

今日は、久しぶりに教室もなく、山くずしとなったわけですが

「あ゛~~~」

ゆるりまんまのご案内をしていませんでした~。

11月の月に一度のマクロビオティックランチカフェ「ゆるりまんま」

11月26日(水)12:00~13:30開催です。

10人限定のカフェです。
只今6名のご予約を頂いております。遠くは高知からのお客様、埼玉からの患者様もご来庵くださいます。
すみません、告知もせず、メニューも申し上げておりませんでしたのに
ご予約いただけるなんて、本当にありがたいことです。

来週に迫っておりますが、よろしかったら
お誘いあわせの上、お越しくださいませ。

今月のメニューは、
カラダが温まる、冬のマクロビオティック薬膳をご用意いたします。

<マクロビオティックランチ>1050円
■小茴香と陳皮の玄米ごはん
■畑のお肉と牛蒡と熟地黄の煮込み
■おろし蓮根と山芋の薬膳蒸し
■切干大根と玉ねぎの四物湯スープ

<マクロビオティックスイーツセット>735円
■林檎と大棗のあったかコンポート
■生姜の葛紅茶

皆さまのご来庵をココロからお待ち申し上げます。

お申し込みは、松見歯科診療所 087-881-2323までお願い致します。

よいお天気♪

2008年11月22日 11時51分26秒 | 庵主の日記
昨夕から、息子と東京に来ています。
受験・・・。
イワユル推薦入学の試験です。

昨夜はゆっくりして、今朝は4時起き。
最後の仕上げです。

試験は、クレペリン検査、適性検査、小論文、面接です。

クレペリン検査とは、とにかく一桁の数字を足していくという小学生でもできるものです。足し算という単純作業を繰り返しする中で、スピードや正確性ももちろんですが、集中力や気持ちの動きなどを図るものらしいです。

1分間にかなりの数字の列を隣同士足していくのですが、息子をみると手が止まっています
え?足し算やけど!!
足し算できんの?
寝てるん?



ど~したの~

息子「答えはわかっているんやけど、本当にこれでええんかがわからんようになって、これ以上書けん!」
母 「ど~ゆうこと?大丈夫なん?」
息子「・・・・・・・」
母 「足し算やん?」
息子「ほんなら、母さんやってみてん」
母 「貸してん」


おっ、結構これプレッシャーやわ・・・

息子「これな、Dから特Aまで判定されるんやって。僕、Cくらいしかできん・・・」
母 「いやいや、母さんやって同じやん。あれ、TAKUSHIの方がようけ書けとるやん」
息子「ほんでも、Cやで、もうあかんわ。成績も悪いし、内申書もきっとようないし、あ~、最悪や」


母 「あのな、あんたは大器晩成型やから、これでええんやって。ゆっくりでも、正確に最後までやり遂げることも評価のひとつなんやから、あんたらしくやりいな。それでええんやって」

どうやら、早く正確にしなくてはいけないとプレッシャーで一杯だったみたいです。こんなに、緊張している息子は初めて見ました。
なんか可愛いやら、可哀想やらで、抱きしめてやりたい気持ちで一杯でした。
外人なら、きっと抱きしめているんでしょうが、ここは大和撫子。そんな恥ずかしいことはできませんが(笑)。

その後、朝食を取り、9時半の集合を私が8時半と間違えたので何と1時間半前に試験会場に到着。仕方がないので、散歩をすることに。
近くにお稲荷さんがあったので、商売繁盛とは関係ないけれど、神様には違いないのでお参りしようと境内に入り、お賽銭を。
奮発して100円入れようとしたら、息子が15円の方が十分ご縁があるやからご利益があるというので、息子の分、私の分、ついでにお父さんの分、おばあちゃんの分と5円があるだけ15円を用意して、息子が、さあ、入れようとしたとたんお賽銭箱からお金がこぼれ「あ、落ちた・・・」と、なんとまあドジな息子(爆)。
仕方がないから「よかったやん、変わりに落ちてくれたんやわ、お稲荷さんありがとう~」と言うしかない。

それでも、まだまだ時間があったので近くにあったカフェに。

今度は面接のシュミレーション。

志願書に書いてしまった「医学的見地に基づいた歯科医療の 云々」について、
「あ~、これって質問されるよな~」「書くんじゃなかった」
などなど、また悔やんだり、怖気づいたり息子の不安はつきないようです。

なるようにしかならんのやし、まぁ、気楽にいこうよ!って言うしかない母は、本当に無力です。

まあまあ、万が一受かるにしてもやっぱり落ちるにしても(笑)、いい経験には違いありません。

小さかった息子は、初スーツ姿眩しく、会場に入っていきました。

がんばれ、TAKUSHI

ホテルのロビーで、ただただ終わるのを待つ母でした。