マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

マクロビオティック料理教室 基礎クラス<飯のコース>第2回目開催いたしました。

2008年11月24日 14時22分04秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
って、11月14日の事ですが(笑)。

やっと今頃に記事アップとなりました。

それにしても、日々が一瞬で終わる毎日です。
忙しいという感じはないのですが、時間以上にやりたいことがあるのでしょうか?
欲張りですね。

今回の飯のコースは第2回目ということで、マクロビオティック基本食です。
飯のコースは全般に基本食なので、豪華なご馳走というわけではありませんが、普段に摂りたいメニューを、陰陽の理を学びながら、何度も繰り返し、レッスンしてまいります。

牛蒡と人参と蓮根の陰陽は?
調理する時の順番は?
北海道産の蓮根と沖縄の人参では陰陽はどう変化する?
小豆の粒の大きさは産地によって変わるものなの?
野菜の切り方は?選び方は?
包丁の選び方は?
まな板の扱い方は?
塩や醤油はどんなものがいいの?
・・・・

もうもう、スタート時は、お話しておくことが一杯です。

何度も繰り返し質問して、皆さんの体の中に沁みこませていきます。

今回は、常備食「ひじき蓮根」と野菜の無水煮のレッスン。そして、お味噌汁。
味噌の陰陽も知ると、季節に合わせた美味しいお味噌汁を頂くことができますね。



野菜の無水煮は、砂糖を使わないマクロビオティック料理には欠かせない調理法です。本当に野菜の甘さが引き出されていきますね。
重ね煮も美味しいですが、無水煮の方が火がじっくり入りますから重ね煮よりは陽性な中庸にシフトします。

今回は、陰性な食材として食養ではお手当て以外、食用としてあまり使いませんが
今が旬の里芋を無水煮いたしました。
硬そうなお芋ですが、無水煮するとすごく水分がでてくるでしょう!
陰性なのがわかりますね?
しっかりと火を入れて、塩も気持ち多めに振ります。

里芋の皮は、フリッターにしていただきました。一物全体で、皮も全て使います。
皮だけど、皮とは思えない美味しさでしょ?

お野菜は前回きんぴら牛蒡で使った、牛蒡、人参、蓮根です。
復習も兼ねて、火の入れ方を学びました。



定番のひじき蓮根。ひじきは血管を強くしてくれます。毎食お猪口に一杯程度頂きたいというメニューです。食養のレシピで作りましたので、少しお醤油が多く入ります。一箸、二箸程度で収めるおかずです。



ご参加の皆さんは、お子様連れの方もいらっしゃいます。
小さい子どもさんのために、ママは、しっかりお勉強中ですよ~。
ご参加の皆さんの半数近くが県外からいらしております。
本当に頭が下がります。私も、頑張らねばと、気持ちが引きしまります。



次回は12月12日(金)です。

基本食、切り干し大根と高野豆腐の焚いたんと
精進胡麻豆腐を作ります。
どうして、砂糖も何も甘味をつけていないのにこんなに甘いの~?って皆さんが驚かれる切り干し大根、体験してみてね~。

胡麻豆腐は、無何有庵ならではの一念の一品です。
絶品ですよ~。

ごはんとお汁は、大豆の茶飯とけんちん団子汁。

お手当ては、第一大根湯、第二大根湯です。

そして、マクロビオティックの座学講座。前回の復習とマクロビオティック食事法についての基礎知識をご指導いたします。

単発のご参加(受講料3990円)も受け付けておりますので、是非、遊びに来てくださいね~。