マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

池川明先生講演会、感想

2013年12月24日 12時32分21秒 | スタッフのブログ
歯科衛生士の今川さえです。
12月22日に開催致しました、池川先生の講演会、おかげさまで150名を上回る方々にご来場いただき、会場全体が暖かい雰囲気に包まれました。
ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。


私が池川先生のお話を拝聴した学び。

『赤ちゃんは、お腹に来る時に、お手紙を持ってくる。
1通の子もいるし、何通も届けに来る子もいる。
パパやママ、家族や周りの人が、赤ちゃんからのお手紙をもらった時の受け止め方は、様々。
ハンディキャップや命の長さも選んでやってくる。
それぞれの人に、産まれて来た意味がある。
ジェットコースターみたいな人生は、大変だけど、学びが多い。』


私は、知央が産まれて、亡くなって。
本当に、ジェットコースターみたい。
『おめでとう!!』
の嬉し涙と、悲しい涙がいっぺんにやって来ました。
けれどその後、少しずつ私が目線を上げられたのは、池川先生の著書を拝読し、
『つらくて悲しいことばかりじゃないな。。』
って思えたからです。

知央は、
『私の命の長さも、全部を受け止めてくれるママは、この人だ~♪』
って私を無条件に信じて、お腹に来てくれたのかなぁ。
無条件に信じてくれるって、私は知央にすごい愛されてるんやな。。
って思ったら、すごくあたたかい気持ちになれました。

正直、ニヶ月も入院して、自分だけ退院したのが、未だにむなしくなります。
だって、私には笑ってくれた。
手足をぱたぱたさせて、
『ママ!!』
って語りかけてくれた。
逢えたし、抱けた。
手を握り合えた。

一緒に暮らしたかった。。

私がこういう風に知央を思い、知央が亡くなったことを、とてつもなくさみしく思うのは、私も知央のことが愛おしいからですね。

知央を思う、悲しさもむなしさも愛しさも、きっと一生、乗り越えることは出来ないです。
深く深く、私の中に我が子への思いは刻まれました。
けれど、思いが深い分、幸せに深みが増したかな。

私には、近くから愛してくれる子供と、お空から愛してくれる子供がいる。
心強い。。

知央が産まれた意味。
知央の命の長さも、全部。
全部、意味があるんやね。。

私に知央が届けてくれた、愛がたくさんつまったお手紙。
一通でも多く読んでいくことが、これからの私の人生のテーマです。

ジェットコースターに乗っている時には、こんな穏やかな気持ちで年末を迎えられるなんて思ってもいませんでした。
本当に貴重なお話を直接伺えて幸せでした。
ありがとうございました。