マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

赤紫蘇のジェノベーゼと塩麹レモン

2014年07月08日 17時52分27秒 | 伝統食をつくろう 庫裏(くり)のコース
今日は松見歯科の週初めなので、良二農園の瀬尾さんが新鮮な炭循農野菜を届けてくださいました。

診療室の待合室では、野菜やお米などのご紹介をさせていただいておりますが、
頑張っている農家さんの応援でもあるのですが、患者さまに新鮮で栄養価が高く安心安全な農作物が一般のお店よりもお手頃価格でお求めいただけることで、少しでも元気の源となればとも思っております。

ぜひ、ご利用くださいね。
そして、香川県がオーガニック野菜のメッカになるように応援もしてくださいね。

さてさて、そんな良二さんから、今日はトマトや空芯菜とともに、赤紫蘇をいただきました。



今年は、梅干しをお休みしようと思っていましたので、さて、どうやっていただこうかと思ったのですが、そうそう、香りがよく少し癖のある味の赤紫蘇は、きっとジェノベーゼにしたら美味しいとひらめいて、赤紫蘇のジェノベーゼを作りました。

作り方は簡単。

葉っぱはよく洗って、ボールに葉っぱと塩(適量)を入れてなじませ、よく揉みこみます。
そうすると真っ黒な灰汁が出ますのでそれをギュッとしぼって捨て、きれいな水ですすぎます。
それをまたよく絞って、黒い汁が出なくなったら、小さく刻み、ミルサーにオリーブオイル、塩、オールスパイスのホール、コリアンダーなど、好みのスパイスを入れ、コク出しに松の実とにんにくを好みの量入れます。赤紫蘇の綺麗な色を出すために、レモンなどの柑橘果汁と少し米酢を入れて、スイッチオン。



回転がうまくいかない時は、オイルを足してください。



綺麗に紫蘇の葉っぱが細かくなったら出来上がりです。
味を見ていただき、好みに足りないものを足して整えていただければOKです。



これで、パスタやピザのソース代わり、サラダのドレッシングに足したりと、いろいろに使えます。

とっても美味しく出来ました♪

ついでに、先日患者さまから無農薬のレモンをいただき、スタッフと仲良くシェア。
前から作ってみたかった塩レモンを作ることに。



冷凍室に麹が残っていたので、そうそう、「塩麹レモン」にしようと思いつき、赤紫蘇ジェノベーゼ同様、適当思いつきレシピ(ま、つまりはレシピなどないのですが・・・笑)で作りました。



あえてレシピということでしたら、
麹300gに塩60g(麹に対して20%の塩)で塩切麹を作り、そこに水を200cc。レモンが入るのでもう少し少なくてもいいかも~。
よく混ぜて、レモンを大きさにもよりますが1~2個、3mmの銀杏切りにしたものをよく混ぜて容器に入れて後は冷蔵庫でゆっくり熟成させたらOKです。



今日は、少し麹が多いかなと思ったので塩麹用に少し取り分けて、塩麹レモンを作りました。



混ぜたなり味見しましたが、すでに美味しい♪

こちらも、暑い夏におススメの保存食です。
白身魚を焼く時とか、サラダのドレッシング、冷ややっこにも合いそうです。

赤紫蘇のジェノベーゼと両方作っても1時間くらいで出来ますので、お手軽なのもうれしいですね。

































集中治療について。

2014年07月08日 11時49分00秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
院長の松見です。

遠くアメリカからご来院いただいた患者さまに想いを寄せて、少し書かせていただこうと思います。



この6月は、お三家族の方々がアメリカから治療に来られました。お一家族は東海岸のボストンから3週間高松にウイークリーマンションを借りての集中治療となりました。

とても、ご満足いただけたと感じてはおりますものの、治療者としてはやはり心配が尽きません。

集中治療の良いところは、相乗効果でしょうか。

治療をあるラインまでしてその続きを進めていくときに、予定よりも期間を置かれると治療効果が減退する後戻りが生じますが、集中治療することによって、一般的な進め方より治療スピードが向上するという利点です。

しかし、治癒の過程には「経過を診る」という意識的にある一定期間を置くというのも大切な治療方法であり、今回のそれぞれの治療にあたって、そこが十分でないことを補うのに、かなりの苦労をいたしました。

どなたも次回のご来院は1年後、2年後のこと。

それまでの日常生活が快適に過ごしていただけるように進行性の虫歯や歯周病、根尖病巣の問題についてはやはりきちんとしておいて差し上げたいと思いますし、その期間に新たな問題が生じないように指導もしっかりとしておきたいという思いから、許される限りの時間をいただいての治療となり「集中治療」ということになったのですが、遠いだけに何かあったらすぐにご来院いただけないというリスクに持ちこたえてくれることを願うばかりです。

しばらくはメールなどで経過のご報告をいただきながら対応させていただきたいと思っております。

最善をつくしておりますが、フォローが完全にはできないということが歯がゆいところです。


今回集中治療を受けられた患者さまについては、是非とも普段の食事の見直しの徹底をいただき、松見メソッドの励行をお願いしたいと思います。

治療者としましては、次回お会いできます時に、私自身が初めて、「松見歯科に来ていただいてよかった」と実感できることだと考えております。

これまでにも、遠く海外からや、日本であっても遠方の県外からお越しの患者さまがおられますが、近隣からお越しの患者さまと違い、急ぐ間に合わないという、距離の制約におけるできることの限りがあるのが現状です。出来る限りのことはさせていただきたいと思いますが、松見歯科においてのこれからの大きな課題でもあります。

まずは、患者さまとともにいろいろ模索しながら、その方に応じた対応となることと思います。
どうぞ、ご理解くださいませ。




















二年に一度。

2014年07月08日 09時49分43秒 | 庵主の日記
患者さまのご主人が大切に育てている「淀の松」

株分けをしたからといただいてからかれこれ6年は経つのでしょうか・・・。

3度目の開花に、ココロが弾む朝です。


とっても可憐で、ただただひっそりと佇む姿に、
芯の強さと、動じない美しさを感じます。



私もこうありたい・・・。



一眼レフだけど、型落ちで一番安かったカメラ。
レンズも特別なものではないのですが、写真が撮りたくなって写してみました。

ちっともうまくは撮れていませんが、朝の小さな喜びをお届けしたいと思います。