マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

歯槽膿漏で歯を抜かれると言われたのですが・・・。

2007年04月17日 17時00分18秒 | ブログ内歯科相談
毎日のように歯科相談が入ります。
やっぱり多いのが、タイトルのような「歯を抜く」と言われあわてて相談に来られるケースです。

歯科衛生士は、レントゲンの結果と簡単な検査によりおおよその見当をつけ相談に応じます。
患者さまのお口の中の状態をご説明し、本当に抜かなければならないのか抜かずとも済むのかをお知らせいたします。

歯槽膿漏と診断され、重度の状態でも助かる場合がとても多いです。

カウンセリング担当の私(たま)が、毎日カルテやレントゲン、検査の結果データを見ていますと、自然とこの歯は絶対残るよねぇ~、どうして抜くって言われたんだろう?って思うことばかりに遭遇します。
また、歯槽膿漏を悪化させてしまう根管治療の不具合の多いこと・・・!
新患さまで、この根治がちゃんとできている方を殆ど見ません。
結果、根元で炎症を起こし骨を溶かしてしまっています。
結局、全てやり直しです。
これらを説明する時、患者さまの胸のうちを思うと本当に心が痛みます。

ポケットが深くなるってことは、歯を支えている骨が溶けているということです。
歯根の長さは15㎜もありません。(約13㎜ぐらいです)ですからポケット11㎜とかになると歯根が骨に2㎜刺さっているだけとなりますから当然ぐらぐらです。一般的にポケット8㎜を越えると重度の歯槽膿漏と判定されますが、この段階で殆どの歯医者では抜歯を前提に治療が始まります。

そして、抜歯と聞かされ、たくさんの方があわてて当院に駆け込んでこられるのです。やっと、歯を残さなくてはいけないと気が付かれるのです。

どうぞ、抜歯と聞いたら一度ご相談下さい。
その歯は残せる歯かもしれません。歯を多く残すことは、体の健康にも大きくつながってきます。反対に歯を失くすことは、どんなに優秀な義歯をいれても体の健康は損なわれていきます。

松見歯科の歯科衛生士は、できるだけ歯を残そうとする治療を選択します。また、多くの臨床経験を積み歯を残すための実績もあります。

この夏からは、院長により抜髄後の根管治療専用の顕微鏡を使っての治療も始まりより精密な治療の実現が可能となります。
できるだけ歯を抜かない、削らない治療を実施する中で、私たちが目指す医療に強い武器ができました。

県外からのご来院の場合は、無駄のないスケジュールにより一回のご来院でできるだけ時間を取れるように致しておりますのでご相談下さい。

どうぞ、歯をなくさない治療を選択してください。

■歯科相談

歯科衛生士が、レントゲン、ポケットの審査などでの判定を実施いたします。お問い合わせ下さい。

   
時間  30分
費用  4200円

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