SPEED-iDとfunction code();のツーマンを観に行く。
まずSi。スタートして20分くらいノンストップ。その後もほとんどMCをはさまず、約1時間で終了、15分ほど休んでfcと、EUROさん、大活躍。
メジャー・デビューが決まっているfc。森永理科さん以外のメンバーは、白いつなぎに黒いハットの、「時計じかけのオレンジ」のコスプレで登場。ハマり過ぎで、怖いくらい。ステージの後方、左右にダンサーを配するのはいつも通りだったけど、今回は踊るだけじゃなくコーラスも担当。踊りのキメが月蝕月蝕していて、ニンマリ。まあ、ダンサーの顔ぶれからいって、当然かもしれないが。
メジャー・デビュー作になるマキシCDの4曲全てを初披露。タイトル・ナンバーの「UNDYING LOVE」は、静かなイントロ(ホームページの音楽ね)の後にアップテンポの曲が続くという、「カリヨン」と同じスタイルだが、メタルっぽくはない・・・としか、今は書けない。ライヴではまだまだ試運転中かな。CDで聴くと全然違う感じになるだろう。「BETTINA」(たぶん)が、70年代的な伸びやかさがあって、気に入った。
「UNDYING・・・」のテーマはヒロイン。「私が人魚姫だったなら、人間にならずに王子を海に引きずり込んだだろう。私がいばら姫だったなら、王子と一緒にいばらの中で眠り続けただろう。そんな思いをこめてある」(森永)。寺山修司の「一寸法師は普通の人間の大きさにならずに、一寸法師のままでもいいではないか」、という言葉にも通じる。CDで、早く歌詞を読んでみたいものだ。