「黄金のろば」

2013-04-16 18:06:32 | 

を読む。アプレイウス著。岩波文庫。「セム族の宗教」と一緒に、古本屋で買った。

 2世紀のギリシア・ローマ世界の性風俗がてんこ盛り。不倫、BL、児ポ、獣姦・・・・・・。だが、最後に主人公は、イシス神に救われることになる。

 イシス神の信徒たちの描写が細かくて、興味深い。さらに、キュベレー神の信徒の去勢された男たちが行う、血まみれの祭儀の描写も。

 イシス神に帰依するために、主人公は多額の金を費やす(主に衣装代)。この頃から、宗教は金がかかるものだったのにゃ。
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